【芋おかず】3品目:こんがり焼いた里芋とえびのクリームシチュー
芋がおいしい季節です。じゃが芋、里芋、さつま芋。でも、芋が主役で献立のメインを張れるレパートリーって、意外とあまり知らないもの。
食べごたえがあって味つけもしっかり。芋を主役にしたごはんによく合う芋おかず3種を、瀬戸口しおりさんに教わりました。
3品目は里芋を入れた、ほんのり和風のクリームシチューです。
1品目はこちら
焼き里芋の香ばしい甘さ
里芋とえびのクリームシチュー
材料(2人分)
里芋…6個(300g)
海老(殻付き)…8尾(130g)
玉ねぎ…1/4個(50g)
薄力粉…大さじ1と1/3
有塩バター…20g
牛乳…350ml
水…30ml
塩…小さじ1/2
米油…小さじ1
作り方
1.里芋は洗って軽くラップをし、600wの電子レンジで竹串がすっと通るまで5分加熱する。粗熱がとれたら皮をむき、2cm厚さに切る。
玉ねぎは薄切りに。海老は塩水に10分ほど浸けて、背わたを取る。
2.フライパンに油を中火で熱し、里芋を並べて両面に焼き目がつくまで焼きつけたら取り出しておく。
3.2のフライパンをキッチンペーパーで拭き、バターを入れて中弱火にかける。溶けたら玉ねぎを加えて炒め、透明になってきたら薄力粉を加え、粉気がなくなるまで炒める。
海老を加え、弱火にして牛乳を少しずつ加えながらかき混ぜる。全体がなじんだら水と塩を加え、とろみが出てきたら2の里芋を戻す。
沸騰させない程度に温め、全体がなじんだら火を止める。
瀬戸口さん:
「里芋は表面に焼き目をつけてから入れることで、煮込んでも粘りが出過ぎず、ほくほくした食感が楽しめます。
どこかグラタンのような香ばしさを感じるシチューです。
えびは剥き身を使ってもいいですが、殻ごと煮込むとうまみが染みてスープがおいしくなります」
フライパンひとつで煮込みながら作れる手軽なホワイトソースはさらりと軽やか。やさしい里芋の風味を消さず、あっさりしているのでスープのように食べられます。
ほくほくした里芋が食べごたえ抜群。シンプルな味つけに、里芋の焦げ目とえびの香ばしさが映えるシチューは、ごはんにもパンにもよく合います。
3話でお届けした芋おかず。この冬たくさん楽しんでいただけたら嬉しいです。
【写真】土田凌
もくじ

瀬戸口しおり
料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など。Instagram:@kururichan
感想を送る
本日の編集部recommends!
秋のファッションアイテム続々入荷中!
季節の変わり目から頼れるカーディガンやベーシックニットなど揃ってます。
一緒にご注文の商品も送料無料に
おおらかに肌とつきあっていくための当店オリジナルスキンケア
食欲の秋!料理がはかどるおすすめキッチンアイテム
レンチンOKなおひつや、唐揚げが気軽にできる揚げ鍋など、おいしい秋を楽しむアイテム揃ってます。
【動画】あさってのモノサシvol.4
店長佐藤がずっとずっと好きだった、高山なおみさんに会いに神戸へ。Episode1は、共に過ごした2日間をお届けします。