【水曜日は鶏むね料理】第4話:お弁当のおかずにもぴったり! ゆで鶏の甘酢あんかけ炒め

たっぷりの具で元気がでる!ゆで鶏の甘酢あんかけ炒め
週の真ん中、後半に向けてリラックスしたい水曜日。夜ご飯のメイン食材が用意してあって、さらに献立まで決まっていたら、とってもラクかもしれません。
この特集はいつでもお手頃な食材「鶏のむね肉」を、4食分下ゆでして冷凍保存しておき、毎週水曜日においしく食べきろうという企画です。
作り方を教えてくださったのは、料理家の瀬戸口しおりさん。
第4話では、「ゆで鶏の甘酢あんかけ炒め」を作ります。
淡白な味わいの鶏むね肉を使っているので、こってりしすぎない上品な味がとても魅力的な一皿。スタミナが欲しいけれど体に負担をかけたくない時に、ぴったりです。
切って炒めて、ささっと作れる!
「ゆで鶏の甘酢あんかけ炒め」のレシピ

材料(2人分)
鶏むね肉300gを、ゆでてほぐしたもの(作り方はこちらから)
ズッキーニ…1/2本
ミニトマト…12個
にんじん…1/3本
塩…小さじ1/4
サラダ油…大さじ1/2
【甘酢ダレ】
醤油…大さじ1と1/3
酢…大さじ1
砂糖…小さじ2
片栗粉…小さじ1
水…大さじ2
1.材料をすべて切る

瀬戸口さん:
「ゆで鶏を1㎝幅にスライスし、さらに半分に切ってください」

瀬戸口さん:
「ズッキーニはピーラーで皮をむいて縞模様に。皮の部分にアクがあるので、こうするだけでおいしさが増しますよ。さらに、7mm幅の半月切りにします。
にんじんも5mm幅の半月切りに。
ミニトマトはカットせず、ヘタだけ取っておきます」
2.甘酢ダレを作る

瀬戸口さん:
「ボウルに、甘酢ダレの材料である醤油、酢、砂糖、片栗粉、水を混ぜておきます」
3.切った材料を炒める

瀬戸口さん:
「フライパンにサラダ油をひき、にんじん、ズッキーニ、塩を順に加えて中火で炒めます。
にんじんとズッキーニに火が通ったら、ゆで鶏とトマトを加えてさっと炒めてください」
4.甘酢ダレで味つけをする

瀬戸口さん:
「ボウルに用意しておいた、甘酢ダレを加えて、とろみが出てきたら火をとめて、完成です」
満足感たっぷり!こってりすぎない絶妙なおいしさ

酢豚や肉団子など、甘酢をかけたお料理は油を多く使いボリュームもあり、重たい印象がありました。でも、このレシピではゆで鶏を使っているので、少量の油で作ることができ、どこかやさしい味です。
さらにプチトマトのさっぱりとした酸味が、良いアクセントに。
冷めてもおいしそうな味付けだったので、お弁当のおかずにしても良いかもしれません。
次回は、火を使わずにお夕飯が完成!「ゆで鶏とゆで汁で炊いたご飯」

さて、次回ご紹介するのは、やさしくてさっぱりした味わいの「ゆで鶏とゆで汁で炊いたご飯」。
ワンプレートだから片付けもラクチンなのも魅力的です。
ぜひ来週の水曜日もお楽しみに。
(つづく)
【写真】鈴木静華
もくじ


瀬戸口しおり
料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、共著に『大切な人はきっと喜ぶ もてなし&持ちよりレシピ』など多数。
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