【お茶の間会議】人間関係でモヤモヤしたとき、気持ちの逃げ場はありますか?
編集スタッフ 塩川
🍵 本日のテーマ 🍵
人間関係でモヤモヤしたとき、
気持ちの逃げ場はありますか?
いい大人だからこそ周りに聞きづらいテーマについて、ときに真面目にときに楽しく語り合う、クラシコムのお茶の間会議。
今回は「気持ちの逃げ場」をテーマにおしゃべりしました。
毎日ご機嫌で過ごせたら……と願いながらも、仕事や人間関係でうまくいかなくて、モヤモヤした気持ちが晴れない。そんなことはありませんか?
向き合うこともきっと大事ですが、ときにはパタッと蓋をして、現実から逃げる日があってもいいのかもしれません。
スタッフ4人をお茶の間に集め、それぞれの「逃げ場」について聞いてみました。
本日の参加者はこちらです
参加者を左から順にご紹介します。
【参加者1:編集スタッフ 田中(35歳)】
入社7年目、愛知県出身。クラシコムの古株スタッフ。普段はインドア派だが、昨年から山登りをはじめ、ときどき「あー、山に帰りたい……」と意味深なつぶやきをする。
【参加者2:エンジニア 佐々木(33歳)】
入社1年目、宮城県出身。物静かに見えて、実はエンジニアとラッパー、二足の草鞋を履く男。今年からダイエットをはじめ、7kgの減量に成功。
【参加者3:お客さま係 今野(29歳)】
入社2年目、愛知県出身。趣味は料理とボイストレーニング。今回の茶の間で発覚しましたが、おそらくクラシコムで1番の天真爛漫キャラなのかも?
【参加者4:バイヤー 中居(32歳)】
入社1年目、東京都出身。5月に入社したばかりのニューカマースタッフであり、3歳になる息子のママでもある。息子の王子様発言が日々の癒し。
どんなときにモヤモヤする? あなたの逃げ場はどこですか?
編集スタッフ 田中:
「わたしは、一生懸命話しても本意が伝わらないときや、業務が立て込んでて『本当に終わるのかな』と不安になるとモヤモヤしますね。
そんな夜は布団に引きこもって、時代小説を読みます。自分の好きな世界に逃げ込むと、落ち着くんですよね。
性格的にもホラーとかサスペンスが苦手で、逃げたいときは特に、1話完結できちんと決着する話がいいんです。
わたしの中で池波正太郎*と名探偵コナンは一緒だと思っていて。コナンに例えると、眠りの小五郎が寝はじめたら、この謎は解決するんだ〜という、お決まりの展開があると安心して、ぐっすり眠れるようになります。
そうやって違う世界のモヤモヤを解決して、ようやく翌日に『おはよう』とか言えます」
*戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。代表作は『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など。(Wikipediaより一部引用)
1,500円くらいでサクッと、酒場に逃げる
エンジニア 佐々木:
「僕は、1日の仕事を『こう進めよう』と目標を立てるんですが、それが思った通りに進まなかったときにモヤモヤしますね。
帰りの電車で『どうしたらよかったんだろう』と、結構悩むんです。電車を降りても考えが止まらないときに、解決方法としてお酒を一人で飲みに行きます。
行きつけのお店に行って、1,500円とか2,000円ぐらいの予算で、日本酒飲んで焼き鳥食べてサクッと帰るんです。
お店のかたや初対面のお客さん、仕事と関係のない人と話すのも、いいストレス解消になるのかもしれません」
▲「もしかしてあのお店ですか?」と話す今野。二人は家が近所なようです。
モヤモヤを家に持ち帰らないために、甘いものを
お客さま係 今野:
「モヤモヤするといえば、わたしは朝の満員電車が苦手で……。
誰しも余裕のない朝の時間に、強い言葉を言われたり聞いたりすると、それを気にする自分自身を含めて『人間ってなんだろう』と考えちゃうんです。
ただ、わたしにとってスイーツタイムが何よりの救いなので、ここにかなりお金をつかっていますね」
エンジニア 佐々木:
「食べるものが違うだけで、僕と方法が近い気がしました。1週間のうち、どのくらいの頻度で行くんですか?」
お客さま係 今野:
「週5はさすがにないですけど……、週3はあるかもしれません。行きがちなのは、月・水ですね。
最寄りの駅にいくつかケーキ屋さんがあって、3つぐらいをローテーションで通っています。ここで失敗したくないから、だんだんと行くお店が絞られてきました。
モヤモヤはなるべく家に持ち帰りたくなくて、ケーキを食べて幸せな気分になれば、家に帰って夫に一連のことを話しても、笑い話にできるんです。
『今日はあれとこれが大変だったけど、帰りにケーキ食べて美味しかったんだ〜』と夫に話すと『いつも通りだね〜』と言われて、私も確かに『いつも通りだったな』って思って安心できます。
ただ、甘いものは意識せずに食べに行っていて、モヤモヤしていないときでも食べてますね」
相手の立場を想像して「みんな人間だもの」と思う
バイヤー 中居:
「わたしは基本、人間関係でモヤモヤすることが多いですね。
褒められたいタイプなので、自分が頑張ったことに対して意図していないフィードバックを受けたときや、理不尽に感じる意見についてモヤモヤしてしまいます。
けれど仕事でそういう気持ちになっても、子供のお迎えまでには解消しておきたいので、電車の中ですごく考えます。
言った相手もわたしのことを嫌いなわけでなくて、成長してほしいから言ってくれたのかな。とか、相手の考えとか立場を想像して『まあ仕方ないかな。人間だしな』と解決できることもあります」
編集スタッフ 田中:
「え? 電車の中だけで解決できるんですか?!」
バイヤー 中居:
「もちろん、できないときもありますけど……。
そんなときは3歳の息子に相談すると、すごくシンプルな答えを『ポンッ!』て言ってくれるんですよね。
例えば『すごく迷っているけど、前に進むべきか、このまま耐えるべきか、どっちがいいと思う?』と聞くと『前に進んだ方がいい! ママ、頑張って』と応援してくれるので、それに救われています。
息子の言葉に背中を押されたり、ときには泣いちゃうこともあるんです」
みんな、吐き出しノートを持っている?
編集スタッフ 田中:
「そういえば、わたしは日記に加えて、思いの丈をぶつける『吐き出しノート』を持っています。デスノートとまではいかないですけど、そこにはあれこれ、本音を書き綴っています」
バイヤー 中居:
「デスノート(笑)。わたしも同じようなものを、すぐ書けるようにキッチンに置いています。ノートに吐き出すと『まあいっか』って思えるようになりますよね」
お客さま係 今野:
「わたしも仕事のモヤモヤはノートに書くことが多いですね。書いて自分を俯瞰します。あと、ノートを持ってケーキを食べに行くことも。
佐々木さんは、モヤモヤをラップにすることはないんですか?」
エンジニア 佐々木:
「やー。歌詞にしちゃうと見返したときに、『俺、超ダメな奴じゃん』と落ち込むので、それはしないです。昔は家で歌うことはありましたけどね」
お茶の間会議も、もしや逃げ場?
甘いものを食べながら、それぞれの思いの丈を話しているうちに、もしやこの時間も「逃げ場なのかも?」と思う瞬間がありました。
誰かと話して、共感して。人から受けたモヤモヤは、人でないと癒せないのかもしれません。
いつもニコニコしているあの人も、やっぱり人間だもの。モヤモヤする日はありますし、逃げ場があるから、表面上だけでもなんとか健やかに、今日を生きていけるのかもしれません。
さて、これにて本日のお茶の間会議終了です。次回のテーマも、引き続き募集しております。
▲最後にカメラを向けたら、すっきりした笑顔と謎のポーズで返してくれました。
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