【わが家の朝支度】みんなで明るく過ごせるように、五感で楽しむ朝支度(花生師・岡本典子さん)
編集スタッフ 齋藤
1日を気持ちよく始めるための朝の支度を、さまざまな方に伺う連載「わが家の朝支度」。その人らしく「朝支度」を進める工夫や、こだわりについてお聞きしています。
今回ご紹介するのは、以前当店の読み物にも登場いただいている花生師の岡本典子さん。以前取材でアトリエに伺った際も、岡本さんらしいセンスにうっとりしました。
現在小学生のお子さん2人を育てる母でもある岡本さんは、どのような朝を過ごされているのでしょうか。
食事も空間もこだわって
前向きに過ごすための朝支度
4:00 起床
部屋の換気
キャンドルを灯す
4:10 洗面
洗濯機をまわす
4:20 お米を浸水
使う食材(特に肉)を冷蔵庫から出す
洗濯機をまわす
5:30 洗濯物をほす
自分の準備
6:00 子供たち起床
洗面、着替え、支度
6:15 朝ごはん
7:00 子供たち登校後、仕事へ。
朝のはじまりには、キャンドルを灯す
岡本さん:
「朝早いと外が暗いことも多いので、早起きを習慣にするようになってからキャンドルを灯すようになりました。朝起きてすぐ換気とキャンドルを灯すことで、新しく1日がリセットされる気がします。
香りのするキャンドルなども好きなのですが、消費が早く、別でアロマをたくこともあるので、シンプルな無臭のものを使っています」
「朝ごはんは大切に」が、マイルール
岡本さん:
「ご飯のときとパンのときと半々くらい。花の仕入れなどがあるため私自身が早起きで、夫や子どもたちもそれに合わせて早起きになってくれました。
全員朝型なので、朝はしっかりと食べるようにしています。ご飯かパンの炭水化物以外に、加熱していない野菜や果物も出来るだけ摂るように心がけています。
写真は購入したパンですが、手作りすることも。子どもたちは私が手を貸さなくてもパンを作れ、さらに片付けまでしてくれるので助かっています。小さい頃から家のことはみんなでやるように心がけていたら、自然と洗濯物やゴミ出しなどもしてくれるようになりました」
岡本さん:
「まだまだ成長中の子どもたちの体は、基本的に食べるもので出来ていると思っています。今我が家の子どもたちは小学生。今くらいしか親が食の管理を出来ないと思っているので、できる範囲で家のご飯を大切にしていきたいなと。
さらに食べるだけでなく、美しいものを見て目からの栄養、心で感じる栄養も大切だと思うんです。なので食卓を目の前にした時に『わぁ美味しそう!』と思えることも大切にしたい。食事の彩りや食器選びもできるかぎり気にかけ、こだわっています。その他花を飾ることも習慣。
食卓を囲んでいるときの楽しい時間があって初めて、本当の意味で栄養になると思うんです」
支度完了! お出かけバッグ、何が入ってる?
バッグの中身(左上から時計回り)
・赤いポーチ(TSUNAGU)
・ディープスキャルプPセラム(john masters organics)
・マウススプレー(ORAL PEACE)
・ポルカワセリン
・ハンドタオル(Madu)
・財布(m+)
・名刺入れ(BOX&NEEDLE)
・手帳(TRAVELER’S notebook)
・ペンケース(インド)
岡本さん:
「グレーのバッグは TSUMUGUのもの。ガシガシ使えて少し大きめのバッグは、ストールを入れたり、ちょっとした買い物もまとめられたりするので気に入っています。
仕事柄、仕入れのために始発電車より早い時間に動いたり、撮影用に花や什器を運んだりすることが多いです。そのため基本車での移動。傘や上着、サブバッグなどは車に入れっぱなしにしてしまうので、持ち歩く荷物は最小限です」
朝からみんなでポジティブになれるように
岡本さん:
「我が家は全員早起きなので、その分夜眠るのが早く、朝の時間は一緒に過ごせる大切な時間です。
家族全員、心身ともに整えられるように、食事も空間も工夫したいなと思っています」
岡本さん:
「子育てを始めてから、より自分の心構えにこだわるようになりました。大人である私が子どもとどれだけ本気になれるかを大切にしたいんです。
それは親が子どもに直接何かをしてあげるという話ばかりではなく、例えば私が本気で楽しむことも大事。そうした姿が子どもを楽しませたり、ホッとさせたりしていると思います。
また親が子供たちに幸せであってほしいと思うのと同じように、子供たちが親が幸せでいてほしい、親の笑顔をみたい、と思ってくれることにつながると思うんです。そうしたポジティブで『人生を楽しもう』と思えるマインドを育てるために、わたし自身も楽しみながら朝の空間を作ったり、朝ごはんを作ったりしています」
【写真】岡本典子
(つづく)
岡本 典子(花生師)
Tiny N 主宰。花生師(はないけし)。TV・雑誌・広告・展示会・店舗の空間スタイリングなどを手がける。大学では園芸学部に進み、寮生活のなかで花の世界に夢中となり、短大卒業後にイギリスへ留学する。花屋で働きながら、国家技能レベルの資格を取得し、帰国。現在は世田谷にアトリエを構え、撮影やワークショップ、展示や生け込み等の仕事を一人で行う。HP:http://www.tinynflower.com/ インスタグラム:@hanaikeshi、@noriko_
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