【密着!】「分かったつもり」は、もったいない。60代の今も雑貨店を続けてこられた理由
編集スタッフ 田中
お店をはじめて33年。
「本当にわかる」と、より楽しくなった
私たちが大好きな「あの人」のいまの生き方に迫る、ドキュメンタリー番組『うんともすんとも日和』、第9弾をお届けします。
今回は、東京・恵比寿で雑貨店「ファーマーズテーブル」を営む、石川博子(いしかわ・ひろこ)さんにご登場いただきました!
26歳のとき表参道・同潤会アパートに雑貨店『ファーマーズテーブル』を開店、2010年に恵比寿へ移転して33年お店を続けてきました。もの選びのセンスが光る素敵なお店を変わらず続けている石川さんが書いた「わかった気でいた」の意味とは−。
4年半続けたスタイリストを辞めて、お店を始めた石川さん。「思い描いたお店ができた!」と大満足でスタートしたお店でしたが、お客さんが来なかったり、ものが全然売れなかったりと、思い通りの結果が得られず嫌になって辞めようと思ったこともあったのだそう。
夫に相談すると、「辞めるならいつでもどうぞ」という言葉が返ってきて。その言葉に気持ちが楽になった石川さんは、「やるべきことをもうちょっとやってみよう」とやり始めたら楽しくなってきちゃって…と振り返ります。
現在は、娘の水木さんも従業員のひとりとして一緒に働いています。
親子だからこそ家と同じように率直に話し合える面と、お店ならではの頼もしい一面を見て、感謝する時もあるそうです。
「ファーマーズテーブル」をはじめてから33年。お客様との会話やお店づくりを通して、今でもお店から学ぶことが多いからこそ、お店にたち続けているし、たち続けていたいと話します。
「本当にわかるっていうことはこういうことか」ということがわかって、より楽しくなったと振り返る、石川さんのとある1日に密着しました。
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