【僕のおやつ日記】大きなジャンプより小さな一歩を積み重ねる。ブラッシングが教えてくれたこと。

こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
春の陽気に誘われて、先日少しだけ衣替えをしました。
と言っても、まだ冷え込む日もあると思うので、真冬の重たい色のアウターや厚手のニットだけしまい、代わりに明るい色のコットンニットなどを引っ張り出しました。
着ていない服は処分して、クローゼットも心も少しだけすっきり。いい気分転換になりました。
しまうときに気をつけたのが、ケアしてからしまうこと。それだけで洋服が長持ちするそうなんです。

ケアに使ったアイテムは「洋服ブラシ」。
実は去年の秋頃、恥ずかしながら初めて洋服ブラシを買いました。
映画「マイ・インターン」で、ロバート・デニーロが自宅のクローゼットにずらっと並んだスーツを、丁寧にブラシでケアしている姿を見て、こんな紳士になりたいなあ、と憧れ、それからブラシに想いを寄せること数年(!)。
今まで持ってなくてもこまりませんでしたが、こういうものが暮らしを豊かにしてくれるのだろう、と、日本橋の老舗ブラシ屋さんで買ったのでした。

主に、ウールのコートとカシミヤのニットのケアをしたかったので、柔らかい豚毛のものを購入。
本当に毛先が柔らかくて、気づくとぼーっとブラシを撫でてしまうことも。これはブラッシングされる側の洋服たちも、さぞ気持ちいいだろうと思います。
買うときお店の方に教えてもらったのですが、何よりも日々のケアが大事だということ。
外出から帰ってきて、服をハンガーにかけたらそのときついでにさっとブラシをかける。これを習慣化すると長く着ていられるよ、と。細かい、目に見えないホコリが払われて、毛羽立っていた繊維が落ち着くのだそうです。
▲玄関に入ってすぐのところに掛けておくと、すぐ手に取れておすすめです。今の時期だと玄関で花粉も落とせるのでなおのこと◎
聞いた時は正直「うっ、毎回か…」と面倒な気持ちがあったのですが、実際はじめてみると、玄関に置いて、動線を整えたら日々の延長という感じでそこまで大変ではありませんでした。
さあやるぞ!と100の気持ちで意気込んでやるのは大変ですが、5とか10くらいの労力でぬるっと続けるのは案外大丈夫。むしろ、ちゃんとやれている自分偉いぞと思えます。
実際のところ、洋服の状態がこの先どうなっていくかは長く着続けないとわからないかもしれませんが、以前よりも確実に愛着は増しました。こうやってきっと一生物になっていくんでしょうね。
洋服のケアだけでなく、仕事やなんかでも、きっといろんなことが小さな積み重ねでできていて、大きなジャンプよりも小さな一歩を重ねた先に未来があるのだと思います。
時々、前に進めないもどかしさを感じたりもしますが、そういう時はこの洋服ブラシでお気に入りをブラッシングして心を落ち着けたいと思います。
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