【ホリデールーティン】愛用グッズからインテリアまで。スタイリスト・大谷優依さんの休日の過ごし方
編集スタッフ 奥村
ここ1年半で変わった「週末の過ごし方」。さまざまな選択肢がある中で、新たに始めたことや、心持ちの変化はあったでしょうか?
この連載では、そんな現在の「ホリデールーティン」についてさまざまな方に伺います。
今回登場して頂くのは、インテリアスタイリストの大谷優依(おおたに ゆい)さん。
今年、女の子を出産された大谷さん。自宅で過ごす時間が増えた中で見つけたという、新しい楽しみについて聞きました。
毎日飲めて、身体にやさしい
ノンカフェインの飲み物でひと休み
大谷さん:
「昔から大のお茶好きですが、家で過ごす時間が増えてからは、1日の中でお茶を飲む時間が欠かせないリフレッシュタイムになりました。
写真は、妊娠中にノンカフェインのおいしいお茶を探すようになってから、少しずつ集めてきたお気に入りのラインナップです。
気分やシーンによって選んでいますが、特にお気に入りのものは、マリアージュ・フレールの『マルコポーロルージュ』とロンネフェルトの『ホルシュタイナーグリュッツェ』。
『マルコポーロルージュ』は香り高いルイボスティーで、『ホルシュタイナーグリュッツェ』は、茶葉を使わず、ドライフルーツのみで作られたお茶です。
朝の起き抜けに飲むひと時は、ほっとできる束の間の楽しみでもあります」
住み始めて8年目。
はじめての「ご近所散策」
大谷さん:
「娘が生まれてから、ベビーカーに乗せて近所を散歩するのが習慣になりました。
休日は近くのパン屋さんでパンを買って、公園に行き、お茶をして帰るのがいつもの流れ。近所の公園にも、今まで1度しか行ったことがなかったのですが、今ではすっかり常連です。
他にも花屋、肉屋、コーヒー屋など、娘と一緒に通うようになったお店がたくさん。住み始めて8年目にして初めて、じっくりと自分の住んでいる街を眺めるようになり、新たな発見もあって楽しいこの頃です」
必要なものだけ、を手元に残して
住み慣れたインテリアの模様替え
大谷さん:
「妊娠と出産があったので、昨年から今までの大部分を自宅で過ごしました。
インテリアを眺める時間が増えたことで、置いてあるいろいろなものが気になるように。
昔に買ってあまり使っていなかった(けれど捨てられなかった)ものたちを思い切って片付け、今の自分が本当にそばに置いておきたいものだけを残してみたら、以前よりすっきりしたインテリアに。ここで過ごす時間が、さらに気持ちよく感じるようになりました。
住み慣れているほど気づきにくいものですが、暮らしも自分も日々少しずつ変わっているから、インテリアやレイアウトも定期的に見直す機会って大事だなあと。
部屋の様子が変わったことで、新たに必要なものも見つかってくるのですが、最近はそれを少しずつ買い足していくのも楽しみです」
自宅からご近所まで。半径数kmの限られたスペースでも、気持ち次第で「新たな楽しみ」が見つかることを、大谷さんのお話から感じました。
次回は整理収納アドバイザーのEmiさんに、3つのホリデールーティンを伺います。
もくじ
大谷 優依
雑誌と書籍のエディトリアルデザイナーを経て、2012年インテリアスタイリストとして独立。 ライフスタイル誌を中心に、雑貨、インテリアや空間イメージのスタイリングを担当。 企業ブランドのカタログ、広告、空間演出なども手がける。Instagram:@otaniyui
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