【甘やかしバレンタイン】第2話:プリンとケーキの間? もっちり食感の「チョコバナナクラフティー」
ライター 嶌陽子
今年のバレンタインデーには、ぜひ自分を思い切り甘やかすご褒美を。そんなおやつを焼き菓子&コーヒーの店「OYATSUYA SUN」のお菓子作り担当、梅澤ちあきさんに教わっています。
第2話の今回は、疲れている時でも気分が上がりそうな、特別感たっぷりの「チョコバナナクラフティー」のレシピをお届けします。
これまでにない食感をぜひ試してほしい一品。作りたてと冷蔵庫で冷やした翌日とで味や食感が変化するのも魅力です。想像以上に簡単で、おやつ作り初心者にもおすすめですよ。
1話目の「グラノーラチョコ」レシピはこちら
もちもちの食感がくせになる、
チョコバナナクラフティー
材料(直径20cm深さ3cmの皿1枚分)
・バナナ…2本(熟れたものがよい)
・薄力粉…30g
・ココアパウダー…10g
・全卵…2個
・グラニュー糖…60g
・生クリーム…100cc
・牛乳…100cc
・ラム酒大さじ…1(なくてもOK)
・ビターチョコレート…60g※
※チョコレートは製菓材料店で売っているクーベルチュールチョコレートを使うとリッチな味わいになります。手に入らない時はブラックの板チョコでもOK。
下準備
オーブンを170度に予熱し、耐熱容器の底と側面にバターを薄く塗っておく。
▲今回使用した耐熱容器は直径20cm、深さ約3cmのもの。グラタン皿などでもOKです。
作り方
1. チョコレート液を作る
生クリームと牛乳とチョコレートを小鍋に入れて弱火にかけ、時々かき混ぜながらチョコレートを溶かします。
牛乳と生クリームを沸騰させないように注意しつつ、軽く混ぜながらチョコレートを溶かしましょう。
2. 火から外してラム酒を入れ、粗熱を取る
お酒が苦手な人はラム酒は入れなくてもOKです。
チョコレート液は人肌になるくらいまで冷ましましょう。熱いままだと後で卵と混ぜた際に卵が固まってしまいます。
3. 卵と砂糖を混ぜ合わせる
ボウルに卵を割り入れてほぐし、そこに砂糖を加えます。砂糖のジャリジャリ感が減ってきたなと感じくらいまで混ぜましょう。
4. 粉をふるい3に加えて混ぜ合わせる
薄力粉とココアパウダーとあわせてふるいながら3のボウルに加えます。
粉っぽさやダマがなくなりなめらかになるまで、ぐるぐる回しながら混ぜましょう。
5. チョコレート液を3回にわけて加え混ぜ合わせる
チョコレート液がよく混ざるよう、3回に分けて入れます。混ぜているうちに全体がなめらかになったらOKです。
6. 耐熱皿に流し込み、バナナを上に散りばめる
バナナは1cmほどの厚さにカットして。「バナナはたくさんあったほうがおいしいですよ!」とちあきさん。
7. 170度のオーブンで30〜40分ほど焼く
▲焼く前は液体状なので、こぼさないようにそっとオーブンに入れましょう。
竹串をさして液がついてこなければ完成です。もしついていたら追加で5分ほど加熱しましょう。
▲冷蔵庫に入れて保存し、2日以内に食べきりましょう。バナナの代わりに冷凍ベリーをのせても。
ちあきさん:
「焼きたては側面のカリカリ感が楽しめます。バニラアイスを添えると、熱いクラフティと冷たいアイスのコントラストが楽しめて、さらに特別感が増しますよ。
冷蔵庫で冷やして翌日食べると甘みともっちり食感が増します。ぜひ両方の味わいを楽しんでほしいですね」
ビターチョコとラム酒のおかげで、定番のバナナとチョコレートの組み合わせが少し大人の味に。プリンとケーキの中間のような、もっちりとした食感がやみつきになりそうです。
最終回の次回は、チョコレートは苦手という人に。お酒のお供にもぴったりの大人のおやつをご紹介します。
【写真】鈴木静華
もくじ
OYATSUYA SUN(梅澤秀一郎、梅澤ちあき)
東京・世田谷区にて焼き菓子とコーヒーの店を営む。北海道産の小麦粉とグラスフェッドバターに旬の素材を組み合わせて作る、パウンドケーキ、マフィン、スコーン、フォンダンショコラ、クッキー、グラノーラなどのおやつや、おやつに合うシングルオリジンのコーヒーが人気。Insragramは@oyatsuya_sunから。
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