【あの人のバッグ】子どもも私も機嫌よくいるために欠かせないものを(桒原さやかさん)
編集スタッフ 岡本
リップに手帳、お財布、ポーチ。名前をみるだけで心おどる、そんなアイテムたちが一堂にあつめられた「バッグの中身」には、そこかしこに 「その人らしさ」 が詰まっているのかもしれません。
今回のバッグの持ち主は、北欧らしさを取り入れた暮らしが魅力のライター・桒原さやか(くわばらさやか)さんです。
—バッグとその中身—
小物は色や柄で冒険したい
左から
・魚のポーチ / ハンドメイド
・猫のポーチ / 母から譲り受けたもの
・エコバッグ / スウェーデンのスーパーcoop
・ノート / 無印良品
・本 / 見つけよう信州の昆虫たち(信濃毎日新聞社)
・スマートフォンケース / 田中美穂植物店
・おむつポーチ / 10gruppen
・財布 / 土屋鞄
・キーホルダー / markka(日本の北欧雑貨店にて)
・カラーペン / 無印良品
桒原さん
「子どもと出かけるときは荷物が増えがちですが、重いとそれはそれで大変なので厳選したものだけを持ち歩いています。
洋服やかばんはシンプルなデザインが多い分、冒険しやすい小物は気持ちが楽しくなるカラーのものを選ぶことが多いです。
ごちゃごちゃしやすい細かいものはフリマアプリで見つけた魚のポーチに。配色や柄の雰囲気がおもしろくて気に入っています。
エコバッグはスウェーデンの夫の実家へ行ったときに、ママが使っていて出合いました。スーパーに何気なくあるものさえ、あなどれないデザインでこういうところ好きだなと、見るたびに北欧の良さに触れています。
パッと目を引くビタミンカラーのおむつポーチは、スウェーデンのブランド『10GRUPPEN(ティオグルッペン)』のもの。
もともと一回り小さいサイズを愛用していて、汚れにくく、丈夫で使いやすいなと思っていました。中にはおむつの他に、着替えも1セット入れています」
桒原さん:
「子どもとのお出かけに、本とノート、カラーペンは必須アイテム。カフェに入ってご飯が出てくるまでなど、暇な時間ができないための工夫です。
長野にいる虫が載っているこの本は、子どもたちと私のお気に入り。山のすぐ近くに家があるので、日々たくさんの虫たちと遭遇しているうち、二人とも虫が大好きになりました。
公園で変わった虫を見つけたら観察して、この本を開くんです。名前や行動について一緒に学ぶとまた一段と虫たちを身近に感じられます」
—ポーチの中身—
肌・髪・爪の乾燥を防ぐために
左から
・ヘアクリーム / COCCU
・絆創膏 / 近くのドラッグストア
・ネイルクリーム / BADGER
・アロマスティック / Oleum Basileum
・リップクリーム / CARMEX
桒原さん:
「髪の毛がパサついたときにつける『COCCU(コキュウ)』のヘアクリームは、髪につけたあとハンドクリームとして手に塗れる優れもの。いい香りで癒されます。
最近お会計をするときに爪のがさつきが気になって、ネイルケアグッズを探していたところ、アナグマのデザインがかわいい『BADGER(バジャー)』のネイルクリームを見つけました。かさかさに気づいたときすぐに塗れるように持ち歩いています」
桒原さん
「瓶入りタイプのこのアロマオイルを家で愛用していて、持ち歩き用をポーチにも入れています。
ユーカリベースの香りで鼻がむずむずしたときに吸い込むとすっきりするんです。
夫が小さい頃、風邪をひいたときにお湯に数滴垂らして蒸気を吸い込んだり、胸元に塗ったりしていたそうで、スウェーデンの実家でも常備しているお守りのような存在。
私もこの爽快感が気に入り、毎回スウェーデンから荷物を送ってもらうときにお願いするようになりました」
知恵がつまったノルウェー生まれのママバッグ
左から
・ママバッグ / KAOS
・傘 / H&M
・トートバッグ / kaka på kaka(スウェーデンのカフェ)
・トートバッグ / LAPUAN KANKURIT
桒原さん
「ノルウェーに住んでいたときに知った『KAOS』のママバッグは、いつか家族が増えたらほしいなあと思っていました。
哺乳瓶や大人用のボトルなどが入るポケットが外にも中にもあったり、おむつ替えシートがあったり、機能は大充実。
ショルダーをつければベビーカーにも掛けられるんですよ。
ノルウェーのママたちの知恵がつまっていて、子どもたちとのお出かけはこのバッグを手に取りたくなります」
思わずこれどこのですか?と聞きたくなるデザインばかりで、ご自宅のインテリア同様、細かな部分まで気になる桒原さんのバッグ。ご本人から感じる、ごきげんな雰囲気がバッグの中身にも漂っているように感じます。
次回はどなたのバッグが登場するのでしょう。お楽しみに。
桒原さやか
スウェーデン人の夫と1歳と3歳の子どもの4人家族。夫とノルウェーのトロムソという街に住んだのち、現在は長野県松本市で築40年ほどの古い家をセルフリノベーションしながら暮らしている。著書『北欧で見つけた気持ちが軽くなる暮らし(ワニブックス)』監修『家族が笑顔になる 北欧流の暮らし方(オレンジページ)』@kuwabarasayaka
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