【一問一答】「ピンタックブラウス」の気になるポイントにお答えします!

商品プランナー 緑川

こんにちは。商品プランナーの緑川です。

本日ご紹介するのは 「ずっと愛せる、大人のブラック」とろみ素材のピンタックブラウス です。こちらは、店長の佐藤が企画してつくり上げたとっておきの一着です。

ファッションの流行や好みのテイストが変化していく中でも、佐藤がずっと変わらずに好きでいられたアイテムのひとつが「黒のバンドカラーのブラウス」でした。

これまでも着ていて、今、そしてこれから先も自分らしく装えるようなブラウスをつくってみたい。そんな想いから、この企画がうまれました。佐藤とプランナーチームで何度も議論を重ね、未来の自分達の姿も想い描きならつくったブラウスです。

商品ページでは、佐藤がブラウスに込めた思いやこだわりをたっぷりと語っています。

開発を伴走した私からは、ピンタックブラウスの気になる部分について、Q&A形式でお答えします。ご検討いただく際の参考になったら嬉しいです。

 

Q: きれいめ素材だけど、洗える? シワになりやすい?
A: 洗濯機でお洗濯が可能です! イージーケアでシワが目立ちにくい素材を選びました。

普段着としても頼れるように、お手入れが楽ちんな素材を選びました。

たくさんの候補があった中で選ばれたのが、レーヨンポリエステル。
ポリエステルの芯のまわりをレーヨンでカバーリングした特殊紡績で、柔らかさや肌触りの良さを保ちながら、丈夫でイージーケア性も持たせた素材です。

上の写真は、自宅の洗濯機で洗濯後のブラウス。生地にほどよく弾力があり、細かいシワができにくいため、形を整えて干すだけで洗濯後もノンアイロンで着用が可能です。

気になる襟ぐりや、繊細なピンタックの部分もきれいな形をキープしてくれました。

 

Q: 真っ黒なブラウスってほこりがつくのが気になる……
A: 生地の表面がなめらかなのでほこりは付着しにくい方です。乾燥シーズンにはひと工夫を!

ほこり問題……わかります! 毎回コロコロするのも億劫ですよね。

生地の表面は凹凸が少なくなめらかなので、ほこりは絡まりづらくなっています。全く付かないわけではありませんが、生地の光沢感もあいまってあまり目立たない印象。1日中着ていても、ほとんど気にならない程度でした。

冬の乾燥シーズンは静電気でいつもよりほこりが付きやすくなるかもしれません。そんなときは、以下のひと工夫をしてみましょう。

①洗濯の際は、裏返してクリーニングネットに入れる
②洗濯の仕上げに、柔軟剤をつかう
③着用前に、静電気防止スプレーをかける

他のものと一緒に洗わなくても、前に洗濯した分のほこりが洗濯機の中に残っていることがあるので、できるだけ裏返しにして洗濯することをおすすめします。また、柔軟剤は生地に適度な湿り気を与え、静電気を防いでくれると言われています。気になる方はぜひ試してみてください。

 

Q: バンドカラー、きちんと着たいけど首が苦しくならない?
A: 第一ボタンの位置を少し下めにして、締め付けがないようにゆとりを持たせました

バンドカラーの襟元は、佐藤が特にこだわりをもってデザインした部分でもあります。年齢を重ねても、自信をもって装えるようにと工夫しました。

ボタンを一番上まで留めても窮屈さを感じないように、首周りにはほどよくゆとりを持たせました。

また、襟の幅や角度は何度も調整を重ね、ゆるやかに首に寄り添う形に。そうすることで、肌になじみ、首周りが強調されない見た目になっています。

顔周りに華やぎをプラスしてくれるように、一番上にはゴールドのボタンをあしらいました。アクセサリーを身につけなくても、品よく決まります。

▲トワル(試作品)を検討中のようす。今回パターンを担当した東郷(左)と襟のデザインについて熱く議論を交わしています

 

Q: 手持ちのボトムスと合わせられるか心配。コーディネートのしやすさは?
A: 黒のブラウスだからこそ、きれいめからカジュアルまで着回し楽しめちゃいます!

黒のブラウスは、流行に左右されず着回しも自由自在!

とろみ素材を生かしたエレガントな装いはもちろん、デニムなどラフなパンツと合わせたカジュアルコーデも品よく素敵にまとめてくれます。

商品ページでは、佐藤の着回しコーデもご紹介していますのでぜひご覧くださいね。

個人的に今年チャレンジしてみたいのは、秋いちボトムスと合わせたブラックのワントーンコーデ

袖丈は手首が少しのぞく9分丈にしているので、ぬけ感が出て全身黒でも重たい印象にならないんです。襟元のゴールドボタンもアクセントになりそうです。

 

特集「店長佐藤の着回しコーデ」。黒ブラウスを今年の気分で着てみたら?

この特集では、実際に「一年を通して、とにかく着回しました!」という店長・佐藤に、改めてどんなところが気に入っているのかインタビュー。今年はこんな風に着たいというコーディネートとともにご紹介します。
着回しコーデ&インタビューはこちら

 

特別コンテンツ「ベーシックをおしゃれに着こなす江面旨美さんの、ピンタックブラウスの私服コーデ」

特別コンテンツでは、バッグデザイナーの江面旨美(えづらよしみ)さんの元を訪れ、ピンタックブラウスをコーディネートしていただきました。

小物づかいや着こなしのアレンジがとても素敵で私も真似してみたくなりました。こちらもぜひご覧くださいね。

特別コンテンツはこちら

 

開発こぼれ話

▲ブラックのブラウスの魅力について語る佐藤(右)と緑川(左)

実は私、この企画を担当するまでブラックのブラウスをあまり着てこなかったんです。

いわゆる「黒シャツ」ってかっこいいイメージがあって、私には似合わないかなと思っていて。普段、甘めなテイストが好きなので勝手にハードルの高さを感じていました。

でもこのピンタックブラウスのサンプルを初めて着たとき、自分でも驚いたのですが「なんかいいぞ……!」と思えたんです。

落ち感のある生地感や背中のギャザー、裾のカーブなど柔らかいディテールがいつもの装いにもすっと馴染んでくれました。そしてそれと同時に、ちょっぴり背筋が伸びるようなハンサムさもあって、新しい自分を発見できたような気がしました。

この歳になっても、ひとつの装いで新しい発見やちょっとの冒険が叶ってワクワクし、まだまだおしゃれって楽しいなと思えた瞬間でした。

このピンタックブラウスが、お客様にとって新しいお買い物体験になったり、そして月日を重ねてもそっと寄り添ってくれるような一着になったら嬉しいです。

 

▼商品ページはこちらから 

photo:滝沢育絵
styling:植村美智子
hair&make:原澤雅
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