【水切りヨーグルトで夏おやつ】02:ヨーグルトだけでリッチな仕上がり。さっぱりおいしい「レアチーズケーキ」
ライター 瀬谷薫子
フローズンヨーグルトにレアチーズケーキ、とろけるティラミス。ひんやり冷たいおやつは、夏ならではの贅沢です。
今回は「水切りヨーグルト」を活用した、手軽に作れるさっぱり軽やかな夏おやつを、菓子研究家の吉川文子さんに教わりました。
2品目は、レアチーズケーキ。クリームチーズも生クリームも使わずに、ヨーグルトだけでこんなにおいしくできるなんて! ぜひ一度試していただきたいレシピです。
ワンボウルで混ぜて冷やすだけ
手軽でリッチな「レアチーズケーキ」
材料(4個分)
プレーンヨーグルト…400g
牛乳…120ml
砂糖…50g
粉ゼラチン…5g
水…大さじ2
レモン汁…小さじ1
ビスケット…9枚(50g)
無塩バター…25g
<ブルーベリーソース>
ブルーベリージャム…大さじ3
レモン汁…小さじ2
【下準備】
ヨーグルトはペーパータオルを2枚重ねたザルの中に入れて4〜5時間冷蔵庫に置き、半量になるまで水切りする。
(急いでいる時はヨーグルトの上にラップをかぶせ、その上に缶詰など重しになるものをおくと2〜3時間でも仕上がります)
作り方
1.ボトムを作る
ビスケットをポリ袋に入れ、めん棒などで叩いて細かく砕く。
▲粉々になるまで砕いた方が、ボトムにした時に固まりやすくなります
無塩バターを電子レンジ(600W)で40秒加熱して溶かし、砕いたビスケットに混ぜ合わせる。
容器(グラスなど)に4等分にして入れ、上から押しつけて、冷蔵庫で冷やしておく。
2.ゼラチンを牛乳に溶かす
粉ゼラチンを水に振り入れてふやかす。
牛乳の半量(60ml)を電子レンジ(600W)で40秒加熱し、ふやかしたゼラチンを加えて混ぜ、溶かす。冷めるまでおいておく。
3.レアチーズクリームを作る
水切りしたヨーグルトをボウルに入れ、砂糖、レモン汁、2、残りの牛乳を加え、順に泡立て器で混ぜる。
1で冷やしておいたカップに等分に注ぎ入れ、冷蔵庫で2〜3時間冷やし固める。
ブルーベリーソースの材料を混ぜ合わせ、仕上げに添えればできあがり。
吉川さん:
「レアチーズケーキはクリームチーズや生クリームで作るのが一般的ですが、今回は水切りしてコクのましたヨーグルトで代用しました。
さっぱりした仕上がりなので、ブルーベリーソースをかけるとアクセントが加わっておいしくなります。日持ちは翌日まで。冷蔵庫で冷やして召し上がってくださいね」
ヨーグルトだけなので、かなりさっぱりした仕上がりになるのかと思っていましたが、思った以上にコクのある味わい。まさにレアチーズケーキです。
ボトムのビスケットで食べごたえもあり、特別感のあるデザートなので、気軽な日々のおやつはもちろん、来客の日にも重宝しそう。これが家で作れるのは嬉しいです。
明日は、夏にぴったりの「ヨーグルトティラミス」をご紹介します。
【写真】上原朋也
もくじ
吉川 文子
菓子研究家。バターを使わない焼き菓子など、身近な材料を使って手軽に作れるレシピを提案。YouTube「吉川文子のかんたんお菓子」では手軽に作れるお菓子をご紹介している。著書に「材料5つでお店みたいなお菓子」(KADOKAWA)、「オイルで作る焼き菓子ベストレシピ」(扶桑社BOOKS)など。Instagram:@fumikoykouglof。
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