【春を支える日用品】後編:料理に欠かせない調味料から、仕事はかどる文房具まで。わたしの「リピート買いアイテム」
編集スタッフ 岡本
春は始まりの季節。自分自身の環境が変わらなくとも、周りの雰囲気からそわそわを感じ取って、落ち着かない気持ちになることがあります。
変化が多いからこそ、「いつも通り」に頼りたくなるそんなとき。この日常を支えている暮らしの道具が味方になってくれるかもしれません。
そこでこの特集では、暮らし好きの多い当店スタッフに、愛着を持って使い続けているアイテムについて聞いてみました。
前編でご紹介したキッチン道具に続き、後編では何度も買い足すほど惚れ込んでいる日用品が登場。たまに別のものを試すものの、やっぱりこれに戻ってくるのだそうですよ。
愛用スタッフ多数。ヘタリにくさがピカイチです
「10個以上リピートしています。泡立ちも水切れもよく、なによりヘタリにくさがピカイチ。
数年前、雑貨屋さんでスポンジ売り場を眺めていたら、近くにいた女性がこのスポンジの魅力を熱弁してくれたんです(笑)あのとき素直に買ってみてよかったなと思います」(スタッフ野村)
「半年ほど前に初めて使ったとき、なかなかくたびれない丈夫さに感動しました。
それまで色々なタイプを試してもしっくりこなくて、スポンジ迷子でしたが、今ではこれ一筋。なくなると困るのでまとめ買いしています」(スタッフ一瀬)
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パックスナチュロン / キッチンスポンジ / 1個¥220
子どものコップデビューに
「2歳の息子の様子を見ると、くぼみに合わせて指を添わせることで滑りにくく、持ちやすそうだなと思っています。
ほどよく分厚いので、口の当たる部分がぽってりしているのも子どもにとってはいいのかも。飲み切れるサイズ感もちょうどいいですね。洗った後、水切りカゴにちょこんと入っている姿がまたかわいいです」(スタッフ田中)
「子ども用のコップを選ぶとき、まだガラス製は早いかなと思いつつ、チャレンジだと思って息子が2歳になる頃、手に取りました。
あとどれくらい残っているのか確認しながら飲み進めたり、ジュースを飲むときは『この果物ってこんな色なんだ』と、混じりっ気のない透明なガラスだからこそ感じられるものがあるみたい。
そんな息子も今5歳に。3つ下の娘も使うようになり使用頻度が上がって1個だけ割れてしまったけど、やっぱり使い続けたいと思って買い足しました」(スタッフ岡本)
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アデリア / つよいこグラス(Mサイズ)/ 1個¥484
「美味しい」を作り出す、縁の下の力持ち
「塩を舐めたときの辛さが苦手なのですが、これは角がなく、料理に深みが出る気がして愛用歴は5年ほどに。
たまに他の塩が気になることもあるけれど、使い慣れたこちらに惹かれ続けています。いつからか私にとってはなくてはならない存在になりました」(スタッフ糸井)
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ゲランドの塩 (エクストラファン)/ 600g¥950
やさしい甘さにホッと和んで
「ひとつ使い切ってはまた別のを試す、という感じで好きな味噌を見つけられずにいたのですが、これに出会って味噌で悩むことがなくなりました。たまーに浮気することもあるけれど、やっぱりこれじゃなくちゃと必ず戻ってきます。
味は甘みのあるやさしい風合い。ちょっと挑戦だなという野菜の組み合わせでも、この味噌が味をまとめてくれるんです。
麦のぷちぷちした食感がまた美味しい。味噌汁はもちろん、豚肉の味噌漬けなどおかずでも活躍してくれています」(スタッフ岡本)
「容量たっぷりなので、毎日気負わず使えるのがいいところ。
このお味噌だけでももちろん美味しいけれど、他の味噌と合わせてバリエーションをつけられるのも楽しいです。息子も味噌汁好きなので、いつからか日々の献立を支える大事な調味料になりました」(スタッフ田中)
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フンドーキン / あわせ味噌 / 850g¥567
イガイガを遠ざける、我が家のお守り的存在
「喉や鼻の調子がちょっと怪しいぞ、と感じたらすぐに舐めているのど飴です。3年ほど前から愛用していて、いつからか我が家のお守り的存在に。
想像以上にスースーしていて、ひとつ舐めるだけで喉も鼻もスッキリする気がします。
個包装なのでポーチに入れておきやすいのも嬉しいところ。気に入りすぎて、同僚など周りの人におすすめしては『あれいいね!』と反応をもらうことも多いです」(スタッフ齋藤)
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松浦薬業 / エキナケアのど飴 / ¥324
デザインも使用感もほどよくスッキリ
「出しておきたくなる素敵なデザイン、ほどよいスッキリ感などが気に入って5回ほどリピートしています。
歯磨き粉を変えるってささやかなことだけれど、1日に数回必ずすることだから、自分にとってのベストを見つけられたのは期待以上に嬉しい変化がありました」(スタッフ糸井)
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Davids / ホワイトニングトゥースペースト / 各¥2,220
詰め替えから解放。泡立ちもバッチリでした
「ボトルに詰め替えるのが苦手で、どうしたものかと考えていたところ、固形シャンプーに辿り着きました。小さくなってきたら新しいものとくっつけて馴染ませればOK。長年面倒に感じていた『補充作業』から解放されて快適です。
使い始める前は、固形のシャンプーをどうやって髪につけるの?泡立ちは?と、気になる部分もあったのが正直なところ。
けれど実際に使ってみたら、濡れた髪の上で滑らせるとなじんでいき、泡立ちもよく、液体タイプとほぼ変わらない洗い心地だなと感じました
浴室に置いたままでも溶けにくいのも使ってみて分かったこと。洗い流したあと、ほのかに漂う自然な香りにも癒されます」(スタッフ田中)
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ecostore / シャンプーバー(上:スムース、下:スムース&モイスト)/ 各¥1,650
子どもにも塗りやすい。サラッとした塗り心地が◎
「日焼け止めは季節問わず塗った方がいいと聞くので、自分に合うものを見つけたいと思ってやっと出会えたのがこれです。
特有の香りがなく、塗った後ベタつかないのが特に気に入っているポイント。
今本当にいろいろな種類の日焼け止めがあるなかで、使用感に満足できて手に取りやすい価格のものって案外少ないと思っています。通年使うものだから、気負わずにつけれるというのは欠かせないポイントです」(スタッフ糸井)
「クリームを塗るのを嫌がる子どもたちが、すんなり受け入れてくれてびっくり。サラッとしているのがいいみたいです。
逃げ回る子どもを追いかけて塗るのが大変だったので、出会えて本当によかったと毎朝思っています」(スタッフ岡本)
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パックスナチュロン / UVクリーム / ¥1,430
3ヵ月先に思いを馳せて妄想トリップ
「コンパクトなサイズ感ながら、3ヵ月が一気に見渡せるところが気に入って、昨年に続いて今年もこのカレンダーを選びました。
昔からカレンダーを眺めるのが好きで、特に予定が入っていなくても、なんだか可能性を感じてワクワクするんです。例えば今だったら、5月が目に入ると『もう初夏が近いんだな。あの公園に行きたいな』など、妄想トリップをして気分転換しています。
予定管理にはスマホアプリを使っているので、卓上カレンダーは書き込めなくても問題ありません。業務面でも常に2〜3ヵ月先に思いを馳せることが多いので、実用的で助かっています」(スタッフ二本柳)
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伊東屋オリジナル 卓上3ヵ月カレンダー / ¥1,045
大切なお話を、心とノートに書き留めて
「取材用のノートとして使っています。
きっかけは、担当した特集『ポケットに詩を』の取材で、田中和雄さんのお話を聞いたこと。
田中さんが小学生に詩の授業をするとき、生徒分のつばめノートを準備するんだそうです。『これは大人が俳句をつくるような立派なノートだよ。君は一人前の人間なんだ』という思いを込めて渡すと、みんな目をきらきらさせて詩人の顔つきになるのだと教えてくれました。
もう言葉にできないほど感動して、それからずっと取材の相棒として持ち歩いています。誰かのお話を聞かせていただくとき、ちょっとでも自分の中に眠っている “何か” が目覚めたらいいなと願っているんです。仕事ではあるけれど、できることなら子どもようなまっさらな心で、向かい合った人の大事なお話を聞かせていただきたい、と思うようになりました」(スタッフ津田)
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つばめノート(B5)/ ¥286
§
前後編でお届けした、スタッフが愛用している暮らしの道具たち。
使い続けているキッチンアイテムや、リピート買いしているものを聞いてみたら、その人が大切にしたいことや譲れないことまで見えてきたような気がしました。
ひとつのものを選び取るときも、自分らしさが映し出されているのだと思うと、身の回りのものたちにぐっと愛着が湧いてくるような。
そわそわしがちな春だけど。皆さんの周りにもきっとある、愛する暮らしの道具たちを味方につけて心健やかに過ごせますように。
(おわり)
※金額は全て税込価格です。またご紹介したアイテムは、2024年4月時点の情報となります。
Photo : 柳原久子
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