【アジアのひんやりおやつ】02:暑い日にぴったり。ベトナム風ぜんざい「あずきとかぼちゃのチェー」
ライター 瀬谷薫子
暑い夏に恋しくなるのは、ひんやり冷たいアジアのスイーツ。つるんとひと口頬張れば、異国へひと飛びしたような特別な心持ちになれるはずです。
やさしい甘みで涼やかな食べ心地。今の季節にぴったりの2品を、料理家の瀬戸口しおりさんに教わりました。
2品目はベトナムのかき氷「チェー」。ほっくり優しい甘みと、ココナッツミルクのトロピカルな風味がクセになる一品も、おうちで手軽に作れるんです。
ココナッツミルクの濃厚な甘さ
あずきとかぼちゃのチェー
材料(2〜3人分)
乾燥タピオカ(ブラック、カラー、お好きなものでOK)…50g
あずき又はあんこ(缶詰)…適量
クラッシュアイス(なければ氷を砕いたもの)…適量
練乳…適量
かぼちゃ…150g
塩…小さじ1/3
砂糖…大さじ1/2
A
ココナッツミルク…140ml
水…大さじ2
砂糖…大さじ1
作り方
1.タピオカは1時間ほど水に浸してから、沸騰したたっぷりのお湯で30〜40分ほど、芯がなくなるまで茹でる。ざるにあげ、くっつかないよう冷水にさらしておく。
▲水に浸す時間がないときは、茹で時間を長めに。1時間ほどを目安にしてください
2.かぼちゃは種とワタを取り、ひと口大に切る。鍋に入れて塩、砂糖をふりかけ、15分ほど置く。
瀬戸口さん:
「かぼちゃは水分に個体差がありますが、塩と砂糖をふって15分置くことで余分な水気が出せるので、ほっくりと仕上がります」
水が出てきたらその水を使い、出てこなければ大さじ1〜2の水(分量外)を足し、蓋をして弱めの中火にかけ、7分ほど柔らかくなるまで蒸し煮にする。
3.Aをすべて小鍋に入れて弱火にかけ、砂糖が溶けたら火を止めて冷ます。
4.グラスにタピオカ、かぼちゃ、あずきをのせて、上から練乳とココナッツミルクをかけ、クラッシュアイスを乗せればできあがり。
瀬戸口さん:
「ココナッツミルクと練乳の濃厚な甘さが掛け合わさると、一気にアジアの風味になります。パイナップルやすももなど、季節の果物を加えてもおいしいです。
氷は大きめに砕いたものでも、かき氷のように細かなものでもOKです。底からざくざくかき混ぜて、いろんな味と食感を楽しみながら召し上がってください」
全2品でお届けした、おうちで楽しむアジアのスイーツ。それぞれの具材を準備して、ひとつのグラスにまとめていく作業もまた楽しいもの。夏休みに親子で作るのにもぴったりのおやつです。
どちらも冷蔵庫で3日は日持ちするので、多めに作って家族や友人と楽しむのもおすすめ。アジア気分をお家で感じてみませんか。
【写真】上原未嗣
もくじ
瀬戸口 しおり
料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など。Instagram:@kururichan
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