【飽きないお好み焼き】04:ほくほくもっちり。子どもも大好きな「ちくわとじゃがいものお好み焼き」

ライター 瀬谷薫子

栄養満点でお腹にたまる、お好み焼きは忙しい日のお助けメニュー。今回はソース味だけじゃない、味のバリエーションもさまざまな「飽きないお好み焼き」を料理家の黄川田としえさんに教わりました。

4品目は子どもの好きな具材が詰まったお好み焼き。甘塩っぱいソースの味わいは、大人のおつまみにもおすすめです。

 


ほくほくもっちり、食感も楽しい
「ちくわとじゃがいものお好み焼き」


材料(2人分)

基本の生地
・きゃべつ…160g
・長芋…80g
・卵…2個
・薄力粉…80g
・だし汁(水50mlに顆粒だし小さじ1を混ぜる。だしの種類はお好みで)
・塩…小さじ1/4

ちくわ…4本
じゃがいも…中1個
揚げ玉…大さじ3
油(サラダ油など風味の薄いもの)…大さじ2

A
マヨネーズ…大さじ2
ケチャップ…大さじ2

 

作り方

1.長芋は皮をむいてポリ袋に入れ、めん棒で叩いて粗くつぶす。

 

2.きゃべつは1cm角に切り、ちくわは1cm幅の輪切りにする。

じゃがいもは皮をむいて1cm角に切り、竹串が通る程度まで電子レンジで加熱、または茹でておく。

 

3.ボウルに1と卵、だし汁、塩を入れて泡立て器で混ぜ、薄力粉を入れてさらに混ぜる。

▲粉気と大きなダマがなくなる程度に混ぜればOKです

きゃべつ、ちくわ、じゃがいも、揚げ玉を加えて全体になじむようざっくりと合わせる。

 

4.フライパンにサラダ油の半量を入れて中火で熱し、2の半量を丸く流す。

ふたをして3分焼いたら裏返し、ふたをせず3分焼く。同様にもう1枚焼く。

 

5.皿に盛り、混ぜ合わせたAをかければできあがり。

黄川田さん:
「じゃがいもは柔らかくしすぎず形が残る程度に火を通しておくと、焼き上がりの生地もほっくりした食感が楽しめます。

ケチャップ×マヨネーズのオーロラソースは子どもの大好きな味。ここにかつお節をかけてもおいしいです。もちろんお好み焼きソースもよく合うので、お好みで召し上がってください。」

じゃがいも入りの生地は冷めてもしっとり。個人的には、お弁当のおかずにもぴったりだと感じました。お肉がなくてもちくわがあれば作れるお好み焼き。お財布にもやさしくて、なにかと助かりそうな一品です。

 

全4話でお届けしたお好み焼き。入れる具材やソースの妙で味のバリエーションがぐんと広がり、ふところの深さを知りました。お好み焼き粉を買わずとも、小麦粉で作れるのもいいところ。気軽に作って、お好みの1枚を見つけてみてください。

 

【写真】佐々木孝憲


もくじ


黄川田 としえ

料理家・フードスタイリスト。雑誌やweb、広告などのメディアでレシピ開発・フードコーディネートなどを手がけるほか、子どもと一緒に作る料理教室や、子どもの心と体の成長をサポートするワークショップ、企業とコラボしたレッスンを不定期で開催する「tottorante」主宰。HP:https://toshiekikawada.com/
Instagram:@tottokikawada


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