【今夜はおでん】04:味つけはナンプラーだけ。じゃがいもと海老の「エスニックおでん」
ライター 瀬谷薫子
今夜はおでんにしませんか? 味の染みた大根に、ほくほく茹で卵。やさしいだしの味は頑張った一日をねぎらうようなご褒美です。
冬の間飽きずに楽しめる、ちょっと新しいおでん4品を、今回は料理家の夏井景子(なつい けいこ)さんに教わりました。
4品目はエスニック付きにはたまらない、ナンプラーおでんです。
味つけはナンプラーだけ
じゃがいもと海老のエスニックおでん
材料(2人分)
A
水…800ml
鶏がらスープの素…小さじ1
ナンプラー…大さじ2
生姜…スライス3〜4枚
大根…1/2本
卵…2個
じゃがいも…中3個(300g)
海老…8尾
はんぺん…2個
パクチー、レモン(好みで)…適量
(締め)
うどん…適量
作り方
1.下ごしらえ
じゃがいもは皮をむき、大きめの乱切りにする。大根は2cm幅の輪切りにし、皮を厚めに剥き、表面に味が染みやすいよう十字の切れ込みを入れる。はんぺんは食べやすい大きさに切る。えびは殻をむき、背わたをとっておく。
▲大根は皮から3〜5mmくらい内側に薄く線が見えます。これが筋で、刃を入れることで口当たりよく柔らかく仕上がります
2.下茹で
鍋にたっぷりの水と大根を入れて強火にかけ、沸いたら中弱火で15分以上柔らかくなるまで茹でる。
卵も水から茹で、沸いたら弱火にして10分茹で、殻を剥く。
3.煮込み
鍋にAとじゃがいも、大根、卵を入れて強火にかけ、沸いたら弱火にして20分煮る。
はんぺん、海老を加えてさらに10分煮ればできあがり。仕上げにざく切りにしたパクチーをたっぷりのせる。
一度冷ましてから、食べるときにもう一度温め直すと、味が染みておいしい。
▲レモンを絞ると、味が爽やかに変わって2度楽しめます
夏井さん:
「じゃがいもは形が残るよう、大きめに切って茹でてください。ほくほくした食感が楽しめます。
海老は硬くなりやすいので、後から加えるのがポイントです。締めのうどんは、ささっと食べたいお昼ごはんにもおすすめです」
はんぺんに大根、卵、おでんの具材にナンプラーの相性がばつぐん。パクチーをたっぷり入れるとエスニック感が増しますが、苦手な方はレモンだけでも。絞ると一気に華やかな味わいに変わります。
全4品でお届けしたおでんアレンジ。練り物に大根、卵。定番のおでん具材は意外と幅広い食材に合い、思った以上に広がるおでんの可能性を感じました。
この冬は4種の味わいで、飽きずに長く、おでんを楽しみたいものです。
【写真】濱津和貴
もくじ
夏井景子
料理研究家・フードコーディネーター。二子玉川で料理教室を主宰しながら、雑誌やメディアでのレシピ提供、ドラマの料理監修など幅広く手掛ける。instagram:@natsuikeiko
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