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【特集｜なかしましほさんのごはんレシピ】第２話「スパニッシュオムレツ」

店長　佐藤

foodmood（フードムード）のなかしましほさんは、わたしたち「北欧、暮らしの道具店」の拠点でもある同じ国立市にアトリエをかまえ、身体に負担のない素材にこだわった美味しいお菓子を製作、販売されています。

わたしたちもそんなご近所にあるfoodmoodのお菓子の大ファン！

普段はお菓子を作られることが多いなかしまさんですが、実はごはんレシピの引き出しも豊富！

当店のお客様のために、そんな貴重な引き出しの中身を連載形式で見せてくださることになりました。

だから、今回のなかしまさんは「ごはんで、いきます。」

第一回目は「きのこのさっぱりごはん」でしたが、このコンテンツを見て実際におうちで真似して作ってくださった方が沢山おられたようで、私達もその大反響が本当に嬉しかったです！

きっと期待してくださっているお客様も多いと思う第二回目のレシピは…「スパニッシュオムレツ」です。

なかしまさんが教えてくださったレシピや作っていくプロセスの写真を見ているだけで、お腹がグーグー鳴りそうです。

オムレツってそのくらい幸せなイメージありませんか？？

今回のレシピで、写真やレシピを通して、皆さんにもそんな幸せなイメージ、美味しそうな匂いや湯気まで感じていただけたら嬉しいです。

スパニッシュオムレツ

ジャガイモがごろごろ入った大きなオムレツは、ボリュームがあり見た目も華やかです。

多めの油でじっくり揚げ焼きすることで、皮はかりっと、中はほくほく。ジャガイモのおいしさを存分に味わうことができます。

オムレツに添えるのは、自家製のケチャップ。材料を煮詰めるだけでできるので、とても簡単。

自家製ならではの作り立てのおいしさをぜひ味わってみてください。

用意する材料（直径約18cm 3-4人分）

【オムレツ】
・卵4個（Lサイズなら3個）
・牛乳（豆乳でも可）大さじ1
・塩　ふたつまみ

・ジャガイモ　3個（大きめなら2個）
・ニンニク　1/2片
・塩、こしょう　少々
・オリーブオイル　大さじ3

【自家製かんたんケチャップ】
A
・トマト（水煮缶・400ml）1缶
・玉ねぎ　1/4個
・にんにく　1/4片

・ローリエ（用意できれば）１枚
・塩　小さじ1弱
・きび砂糖　大さじ１
・しょうゆ　小さじ1/2
・お酢　小さじ１

手順

【1】ボールに卵を溶き、牛乳、塩を加えてよく混ぜておく。ジャガイモは5mm厚さのいちょう切りにし、ニンニクは軽くつぶす。
【2】フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ弱火にかけ、ニンニクの香りが出てきたら、ジャガイモを加え弱めの中火にする。
【3】あまりいじらずに、揚げ焼きするようにじっくりジャガイモに火を通す。
【4】外側が薄く色づき、中までやわらかくなればOK！
【5】しっかりめに塩、こしょうで味をつけ、フライパンに油を残してジャガイモとニンニクを取り出す。
【6】１の卵液に入れてさっと混ぜる。
【7】油を残したフライパンを中火にかけ、卵液を流し入れ軽く全体を混ぜ、火を弱めてふたをし表面が半熟に固まってくるまで3-5分ほど焼く。
【8】一旦お皿やまな板の上にひっくり返し、フライパンにもどしてさらに3分焼く。
【9】お皿に盛りつけケチャップを添えていただく。

＜かんたんケチャップの作り方＞

【1】材料Aをフードプロセッサーかミキサーに入れ、なめらかになるまで撹拌する。
【2】鍋にA、ローリエ、塩、砂糖を入れて中火にかけ、水分を飛ばしながら煮詰めていく。
【3】ほぼ水分がなくなったら、おしょうゆ、お酢を加えて、味を見て必要なら塩を足し火を止める。
【※】清潔な保存瓶に入れ3-5日間保存可能。

ポイント！

・2人分で作る時はレシピを半量にして、お弁当用などの小さめのフライパンで焼いても。

・大きいフライパンで薄く焼くより、すこし厚めに焼き上げた方がおいしい。

・じゃがいもを炒める時、あまりいじらずに揚げ焼きするような感じで火を通すと、ほくほく香ばしい食感に。

・残りのケチャップでナポリタンを作ってもおいしい。

なかしまさんからお便り。

わが家の食器棚には模様のあるお皿がほとんどありません。

何と合わせたらよいかわからない。。。というのは言い訳で、模様のお皿が苦手な訳ではなく、ただの食わず嫌いなのだなあと思います。

だって唯一持っているパラティッシは、毎日使っているわが家に欠かせないお皿。ごはんにもおやつにも、何でも合わせます。

難しいと頭で考えるより、まずは使ってみよう。最近はそんな風に思っています。

そんな私にとってロールストランド／クリナラは、ぽん、とお店で見ただけでは、たぶん選ばないかもしれない（やっぱり食わず嫌い、笑）。

でも実際お料理を盛りつけてみて、何て愛らしい！とびっくりしてしまいました。

かわいいんだけど、もちろんファンシーな感じじゃなくて、お料理が楽しそうに見えるお皿です。

華やかなお料理より、シンプルなふだんのおかずをささっと盛りつけるくらいがよく合うのではないかと思います。

あとは手に持ってみて、大きさの割に軽いのもいいなあと思いました。やっぱり、使ってみないとわからないことって多いですね。

なかしましほ

今回セレクトしたアイテム。

Rorstrand/Kulinara/クリナラ/23cmプレート

今回スパニッシュオムレツを盛りつけるのにセレクトしたのは、当店でも大人気のKulinara（クリナラ）シリーズの23cmプレート。

Kulinaraの食器は食卓を明るく元気な雰囲気にしてくれるので、そんなお皿に盛り付けたいお料理をリクエストしたところ、今回の「スパニッシュオムレツ」に決まりました。

実際に盛り付けてみると、イメージしてた以上に素敵でびっくりでした！

卵料理ならではの黄色い色がひきたって、たまらないご馳走に見えます。

Kulinaraのお皿は、こうした卵料理や、朝ごはんプレートにぴったりですよ♪

iittala/Kastehelmi/カステヘルミ/17cmプレート

ピースにカットして、それぞれに取り分けるお皿には、Kastehelmi（カステヘルミ）の17cmプレートを使いました。

ガラスのお皿って、秋から冬は遠のきそうな感じがしますが、実はガラスだからこそ出来立て熱々のホクホク料理が美味しそうに映えることもあったりするんですよね〜。

ということを私達も今回の撮影で再認識しちゃいました。

カステヘルミのお皿の上で黄金色に輝くスパニッシュオムレツ。一瞬、しずく効果もあってか、オムレツが宝石みたいに見えました。

クラシコムより（編集後記）

第2回目の撮影も、わたくし店長の佐藤が担当させてもらいました。

私自身オムレツが昔から大好きなのですが、今回はとりわけ「スパニッシュオムレツ」。

ジャガイモがゴロゴロ入って、ニンニクも効いてる、なかしまさんオリジナルのオムレツってどんな味なんだろう？と出来上がりを子供のようにワクワクしながらカメラを向けさせてもらいました。

フライパンに卵やジャガイモを流し込んだときの「じゅわ〜」という音。

たちまち、たちのぼる香ばしい匂い。

フライパンを揺すったり、オムレツを裏返しにしたりする時のなかしまさんの潔い手元。

どれもが印象的に焼きついています。

さて、お腹をすかせて待っていたクラシコムのみんなと、早速できたてのスパニッシュオムレツを試食させていただきました。

なかしまさんオリジナルの自家製ケチャップも添えて…一人分ずつカットして、お皿にとりわけて食べました。

これは、またまた、ほんと〜に美味しかった！

ジャガイモのカリッとしたところと、ホクホクっとしたところがあって、その食感の違いが口のなかでほどけていくようでした。

そしてみんなが共通して「おいし〜つくりた〜い」と叫んだのがやはり自家製ケチャップです。

ミキサーとかフードプロセッサーで簡単に作れますもんね。でも、簡単だけれど、その味はちょっとびっくりですよ！

市販のケチャップは本当にケチャップなの？？って思っちゃう味でした。

簡単にできるのに、できあがったその絵と雰囲気、匂いは、家族みんなが大喜びするご馳走です。

ぜひ、皆さんも早速今晩から？ご自宅で試してみてくださいね。

なかしまさん！次回のお料理も、私達お腹をすかせて（笑）楽しみにしてま〜す。

*このコンテンツの著作権はfoodmoodなかしましほと株式会社クラシコムが保有しています。無断でのコピー、転載、転用は固くお断りいたします。

店長　佐藤友子

foodmood（フードムード）のホームページ: http://foodmood.jp/

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