【新商品】陶芸家・飯高幸作さんがつくる蓋付きポット。
編集スタッフ 松田
こんにちは!バイヤーの松田です。
本日から、陶芸家・飯高幸作さんの“蓋付きポット”の販売が始まりました!
佇まいの美しさと繊細さの中にも、日々の生活の中で気負わずに使える芯の力強さが伝わってくる、飯高さんの作品。
実はインターネットを通しての販売は、今回がはじめて!なんです。
そしてこちらの蓋付きポットは、当店限定の作品となります。
本日は、この作品が生まれるまでのいきさつを少しお話したいと思います。
飯高幸作さんとの出会い。
埼玉県の越谷にあるアトリエで制作活動をされている、飯高さん。
出会いは、スタッフの斎藤が自宅で飯高さんのポットを、塩つぼとして愛用していたのがきっかけでした。
日常の風景に馴染んでいる佇まいが何だかとってもかっこよく、実際に使い勝手も良さそうで、以前公開した特集「スタッフ齋藤のお宅訪問」でご紹介してから、たびたび「どちら作家さんのポットですか?」とお問い合わせをいただくことも。
↑ スタッフ齋藤が愛用しているポット (特集|スタッフ齋藤のお宅訪問。より)
そんな経緯もあり、ぜひ当店でもお取り扱いをさせていただいて、たくさんの方にお届けすることができたら素敵だなぁと思っていたのです。
そして、遡る今年のはじめ、とうとう飯高さんのアトリエを訪問!
実は飯高さん、インターネットを通しての作品の販売は初めてとのこと。
私たちの想いをちゃんと伝えられるだろうか、当店でお取り扱いさせていただけるだろうか、かなりドキドキしながらの訪問でした。
(↑一緒に訪問した店長佐藤。寒い時期だったので、まだコートを着ています。)
これまでの経緯と、お客さまからもたくさんお問い合わせがあった“蓋付きのポット”をつくりたいという想いを伝えたところ、「ぜひぜひやりましょう!」と嬉しいお返事が。(やったー!!)
(↑とっても気さくで、柔らかい笑顔が印象的な飯高さん。打ち合わせの時も、楽しく場を和ませてくださいました。)
もともとは、全て一点ものでつくられている蓋付きのポット。今回は特別に、当店オリジナルの作品として、まさに理想のかたちに仕上げていただきましたよ!
こだわったのは2つのポイント。
今回、スタッフ齋藤が持っているポットをベースに、こだわってつくって頂いたのは2つのポイント!
・お塩やお砂糖がたっぷりと入る容量。
・小さなスペースでも、引っかかりなく置けるフォルム。
印象の決め手になるカラーは、飯高さんの作品を代表する鮮やかなトルコブルーと、台所の風景に馴染みやすいマットな白をセレクト。
それぞれに違う土を使って焼き上げて、手にした時の手触りもそれぞれ異なる風合いになりました。
ブルーのポットは、するっと滑らかな手触り。青が映えるシンプルなフォルムで、洗練された印象に。美しい佇まいに、思わずうっとり見惚れてしまいそう。。
ざらっとした土の温かみを感じるマットな白のポットには、一つ一つ丁寧にしのぎを入れてアクセントを。
塩つぼやシュガーポットとしてはもちろん、梅干しなどを入れてそのまま食卓に出しても絵になって素敵ですよね♪
飯高さんご自身も、実際にお家で梅干しや佃煮などを入れて、愛用しているそうです。
我が家でも、アトリエで購入したフォルム違いの白のポットを、藻塩を入れて使っているのですが(↑上の写真です)、良い感じで台所の景色に溶け込んでくれていて、日に日に愛着が増しています〜。
キッチンや食卓のインテリアに合わせて、ぜひお好みのポットをお選びいただけたら嬉しいです。
「つくる・手にとる・使う」が
一体になったアトリエ
ここで、飯高さんのアトリエの様子をすこしご紹介しますね。
都心からすこし離れた静かなこの町に、アトリエ兼ショップを構えたのは、3年半前のこと。
白の扉を開けると、飯高さんの手づくりの器たち、そしてその作品を引き立てるような古道具が佇み、凛とした一つの世界が広がっています。
お店に訪れたときに、気軽に手仕事の現場を垣間見てもらえる空間にしたかったというアイデアから、ショップの中にはロクロ場と窯を備えた工房も。
実際に飯高さんご自身がこの中で作業をしたり、器づくりなどのワークショップも開催しているそうです。
小さな頃からものづくりに興味があったという飯高さん。器づくりの道へ進むと決心したのは、会社勤めをしていた24歳の時でした。
飯高さん:
「ある出張先で、たまたま見た雑誌の記事で笠間の器づくりのことを知って。まさに“これだ!”と直感が走ったんです。気づいたときには、窯元に駆け込んでいました(笑)」
それから茨城県笠間市の窯元に入り、7年間の修業時代を経て、独立。
飯高さん:
「飾って眺める器というよりも、日常の中にしっくりと馴染んで、ずっと使い続けてもらえるような器をつくりたいなと思っています。」
お話を聞きながら、飯高さんのつくる作品が、美しい佇まいながら力強くて男前な印象をまとっているは、そんな想いから生まれている器だからなんだなぁと改めて感じました。
扉一枚でつながるカフェ。
「手しごとの器のよさを身近に感じてもらえる空間をつくりたい」
そんな想いは縁を結び、同じ埼玉県に拠点をもつカフェsenkiyaさんと一緒に、飯高さんの器でコーヒーや食事が楽しめる空間「カフェ Kousha」も併設することに。
アトリエと扉一つで繋がるカフェは、白を基調としたさわやかなインテリア。
窓からやさしい陽の光が差す中、友人同士おしゃべりしたり、家族連れでランチを楽しむ方もたくさんいて、とっても心地良い雰囲気です。
せっかく来たのだから、、と、打ち合わせを兼ねつつ、ちゃっかりお茶も頂きました!
こちらのマグカップも飯高さんの手づくり。丸みを帯びたかたちが愛らしいカップにキュンとしてしまいました。
美味しい野菜をたっぷり使ったランチメニューも、すべて飯高さんの器で楽しめるとのこと。次回は必ずランチを食べにこよう!と心に誓いました。
ふと棚の上に目を向けると、こちらにも素敵な作品たちが。
そして、こちらには蓋付きポットを発見!コーヒー用のお砂糖や、つまようじ入れとして使われているそう。
お店の雰囲気に馴染んでいて、とってもいい感じです。
「つくる・手にとる・使う」が気持ち良く繋がっている、飯高さんのアトリエ。日常に馴染む器を届けたいという想いとアイデアがひとつになった、本当に素敵な空間でした。
——————
今回の作品もひとつひとつ、飯高さんの手仕事から生まれた、こんなのがあればいいなぁという想いが叶った、理想的な蓋つきポットです。
ポットの魅力については、商品ページの方でも、たっぷりご紹介しています!
ぜひご覧頂けたら嬉しいです。
※こちらの形のポットは、当店のみの販売となります。ポットについてのお問い合わせは、当店のお問い合わせフォームからお願いいたします。また、作家さんご本人へのお問い合わせはお控えいただけますようお願いいたします。
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