【片付けコラム】大好きなカゴはベビーグッズの収納にも活用。
イラストレーター ゆるりまい
文・イラスト ゆるりまい
こんにちは、ゆるりまいです。
こんにちは。突然ですが、皆さんはカゴがお好きですか?
私はカゴが大好きです。カゴが好きすぎて生まれ変わったらカゴになりたい…というのは冗談ですが、でもそれぐらいカゴ愛に溢れています。
今回のテーマは、そんなカゴに収納している『ベビーグッズ』です。
カゴが大好きです!
(撮影:ゆるりまい)
いつもゴミ袋片手に、家中をウロウロして片付けにいそしむのがライフワークなのに、カゴに関してはめっぽう弱いわたし。
以前はカゴに全く興味がなくて、というよりも、前は湿気が酷い家だったので、天然素材でできたカゴは御法度でした。あっという間にカビてしまうからです。
でも今の家に住むようになって、ちゃんとケアできる自信がつき、試しにひとつ買ってみたら。もうそこからはカゴの魅力にどっぷり。山葡萄、あけび、竹と少しずつ揃えていきました。
特に山葡萄なんかはそうですが、購入して自分の手元に来てからがスタート。手塩にかけて育てていくのが大好きです。
毎日ガンガン使うことでカゴそのものがイキイキして年月が経つにつれて美しくなる…。なんて楽しいことなのだろうと思います。長い年月を共に過ごせる絶好のパートナーだと思うのです。
子どもが生まれて買ったものも、やっぱりカゴでした。
(撮影:ゆるりまい)
今年の初めに子どもが生まれまして、一番ワクワクして選んだベビーグッズはなんだったかなと思い返すと、やっぱりカゴでした。
オムツ入れを探していて、でもなかなか良いのが見つからず、諦めかけた時にやっと見つけたのがアラログのトラベルバスケット(写真上)でした。
我が家には猫が4匹いて、イタズラ好きな猫もいるので、オムツ入れのカゴは絶対に蓋つきにしたい。
ところが蓋つきだとなかなか気に入るものに出会えなかったんです(泣)。
そんなとき、たまたまインターネットで見つけて、日本のカゴにはない色合いとデザインに惹かれ、このアラログのカゴに挑戦してみることにしました。
結論からいうと、その挑戦は大成功!大容量で持ち手も付いているから家中持ち運べるし、蓋つきだからイタズラ防止はもちろん、中身が見えないのでインテリアの邪魔になりません。
リビングでカラフルなおもちゃやオムツが丸見え…という事態を防いでくれる頼もしいアイテムです。
どこか懐かしく素朴な雰囲気のある日本のカゴとはまた違って、柔らかく朗らかな雰囲気のあるアラログのカゴは、我が家に新しい風を運んできてくれました。
(撮影:ゆるりまい)
さて、ふたつ用意したいと思っていたオムツ入れのカゴ。ひとつは良いものが見つかったものの、ふたつめはなかなか見つかりませんでした。
仕方がないので、クローゼットにあったあけびの蓋つきバスケット(写真上)を使うことにしました。
このカゴも大のお気に入りのもの。頑丈なので、少々手荒に扱ってもびくともしません。ゴムひもでロックがかけられるので、よりイタズラ防止を強化できます。
昔から愛用しているカゴもベビーグッズの収納に。
それに気を良くした私は、最近出番が少なくなった山葡萄のカゴバッグを、こどもの絵本入れにしてみました。
もちろんメインは外出時のバッグなのだけれど、赤ちゃんを連れてのお出かけにはちょっと使いづらく、なかなか出番がなくなってしまっていたのです。
使わずに仕舞い込むのが一番悲しいと思っているので、ちょっと贅沢な使い道ですが活用しています。
子どもが生まれたことで、今まで使っていたカゴがオムツ入れになったり、おもちゃ入れになったり。
ちょっとした思いつきであれこれ中身を入れ替えて、それが小さな気分転換になるのが楽しくて仕方がありません!
ベビー用品はどうしてもカラフルになりがちだけれど、収納する時は色のトーンを抑えたいなぁと思ってしまう一児の母は、今日もカゴの力を借りて、せっせせっせと片付けに勤しむのでした。
お付き合い、ありがとうございました!
さて、全5回にわたってお届したこの片付けコラムも、今回で最終回になりました。いかがでしたでしょうか。
住環境は、心に大きな影響力を持っていると個人的には思います。
「あれ?これ最近出番がないかも…」というものがなく、お気に入りのものだけがぎゅっとつまったおうちが作れたら。それはとっても楽しくて、なんてことない毎日が穏やかにきらきら輝く暮らしだと思っています。
すべて理想通りの家にするのは難しいけれど、自分や家族にとって心休まる大好きな家にできたらいいですよね。
それでは、最後までお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました!
▼ゆるりまいさんの著書(一部)
わたしのウチには、なんにもない。 ゆるりまい エンターブレイン 2013-02-28 |
なんにもない部屋のもの選び ゆるりまい KADOKAWA/メディアファクトリー 2014-08-01 |
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