【あの人のバッグ】日本とフランスと。心ときめく作家ものが詰まったバッグの中身

編集スタッフ 壽山

リップに手帳、お財布、ポーチ。お出かけに欠かせないものとして選び集めてきた「バッグの中身」には、そこかしこにその人らしさが詰まっているように感じます。

「あの人のバッグ」は、気になるあの人のバッグやポーチの中身を見せてもらう連載。

今回ご登場いただくのは、縁のあるgalleryやご自宅で作家さんの個展や出張喫茶、お花のワークショップなどを開催したり、地元のつくり手さんを集めて「春市」という野外イベントの企画などもされている 竹之下友美 ( たけのしたともみ ) さんです。

インスタグラムでは、さまざまな方との出会いや展示の準備過程、16歳になる元保護猫メルさんとの日常を綴っていらっしゃいます。そんな竹之下さんの毎日に寄り添うかばんの中身を見せていただきました。



見ための統一感より「心地よさ」を大切に。

手にとるたび、気持ちがやわらぐアイテムたち


(写真左上から時計回りに)

・白いトート...gram
・白いポーチ(大)...gram
・折りたたみ財布...フランスの作家もの
・手帳カバー...フランスの作家もの
・青いペンケース...文具店「&」
・白いポーチ(小)...gram
・黒のメガネケース...AHLÉM(アーレム)
・木の名刺入れ...加藤良行さん
・赤いポーチ...HERMÈS
・黒革のショルダー...フランスの作家もの

竹之下さん:
「白い帆布のトートとポーチは、友人が手がけるブランド 『gram』 のもの。カジュアルながら、どんな装いにも自然と馴染んでくれます。容量もたっぷりで、仕事の日、イベント準備で動きまわる日も、このバッグがひとつあれば心強いです。

洗濯機で丸洗いできるところも頼もしいところ。使うほどにくたっと馴染み、自分色に育っていくのも楽しみの一つです。大きなトートなので、使いやすいように幾つかのポーチを忍ばせて持ち物を仕分けしています」

竹之下さん:
「黒のショルダーバッグは、フランス・パリのマレ地区で出会ったもの。ふと立ち寄った小さなアトリエにて、金具のデザインと、しっとりと手になじむ革の質感に一目惚れしました。

このバッグには、お財布と携帯、口紅だけを入れて、ランチやちょっとした外出のときに、さっと持ち歩いています。大好きな旅先の記憶とともに、暮らしの中でも静かに寄り添ってくれる存在です」

▲マレ地区に隣接するバスティーユ地区もお気に入り

▲パリではキッチンのあるアパルトマンに滞在

竹之下さん:
「買い物をするときは、長く一緒にいられるかどうかを基準にしているようで、気づけば家には10年選手のものがたくさんあります。手に取るたびに心が踊るような…それでいて落ち着くような、そんなものが好きです。

時間とともに暮らしに馴染んでいく姿を眺めながら、今日もその延長線上で暮らしています‪」



ポーチの中身

無意識に集まったフランス製のコスメ
あると安心な保湿&香りアイテム


(左上から時計回りに)

・二面鏡...CHANEL
・爪切り
・香水...GUERLAIN
・リップクリーム...CAUDALIE
・リップ用保湿美容液...CHANEL
・リップクリーム...HERMÈS
・口紅...HERMÈS
・リップブラシ

竹之下さん:
「口紅や香水は旅先や免税店で買うことが多く、意識していなかったのですが、気づけばフランス製のものに惹かれることが多いようです。

日頃から保湿は心がけていて、CHANELの保湿美容液は色味を足したくないときの口紅代わりに、他のリップクリームは、口紅を塗る前の下地として使っています」

竹之下さん:
「香水は、基本的に朝にだけつけることが多いのですが、携帯用に小さな瓶もポーチに入れておいて、付け忘れたときの保険用としても使っています。

強すぎず、でもさっぱりしすぎず、どこかに少し甘さを感じるものが好きで、今はGUERLAINの香水を使っています。長く愛用していたお気に入りの香水が製造中止になってしまい、それ以来、自分の肌にしっくりくる香りをいまも探し続けているところです」


お気に入りのアクセサリーは?

竹之下さん:
「アクセサリーは“飾る”というより、“その日の心の温度を映すもの”といった方が、私にはイメージが近いかもしれません。大切に身につけることで、自分の暮らしもまた丁寧に整っていくようにも思います。きちんとした場面では、誕生石のダイヤモンドや真珠のアクセサリーを選ぶこともあります。

竹之下さん:
「ふだん愛用している木のチョーカーと、木の丸い指輪は、友人が手がけるブランド 『KOSHIRAERU』のもの。屋久杉や楠など、日本の木を用いた伝統工芸の技をベースに、現代の暮らしにそっと寄り添うかたちへと仕立てられています。

木のあたたかさと、潔いかたちが心地よく、身につけるたびに、気持ちが静かに整っていくような。主張しすぎないのに、装いにそっと光を添えてくれる存在です」

竹之下さん:
「シルバーとゴールドのリングは25年ほど前に出会った作家さんのもので、ずっと大切にしている愛用品です。若いころ、まだ何も持っていなかったであろう時期にどこかの展示会で出会い、迷わず購入した最初の『自分のためのジュエリー』。時を経ても飽きることがなく、どんな装いの日も自然に馴染んでくれます」

モノや人との出会いを大切に暮らしていらっしゃる様子が印象的な竹之下さんのかばんの中身。つい新たなモノとの出会いを求めてしまいがちですが、これまで集めたモノたちを、もっと慈しむように大切にできたら、そういう時間もまた素敵だなと思いました。

次回はどんなバッグが登場するでしょうか。お楽しみに。


Photo:竹之下友美さん


竹之下友美

縁のあるgalleryやご自宅で作家さんの個展や出張喫茶、お花のワークショップなどを開催したり、地元のつくり手さんを集めて「春市」という野外イベントの企画なども手掛ける。

Instagram: @tomomerci_beaucoup04022018


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