【インテリア特集】料理家フルタヨウコさん宅 第1話:キッチンとダイニング
編集スタッフ 津田
インテリアにまつわる新連載がスタートします!
本日より新シリーズ「あの人のインテリアとうつわ」が始まります。
こちらの連載ではたくさんの写真を中心に、様々な方のご自宅インテリアやうつわをご紹介していきます。
日々の暮らしを心地よくしてくれるインテリアや、食卓に並べるだけで気分がウキウキと楽しくなるうつわたちは、当店スタッフの間でも関心が高く、雑誌や書籍などでこのテーマのものを見つけると、思わず手に取ってしまうほど!
そこで当店でも、定期的に「インテリア」や「うつわ」というテーマの読みものがお届けできたら…と、本シリーズを企画しました。
これから週1回更新でお届けする予定ですので、ぜひ楽しくお付き合いいただけたらと思います。
料理家フルタヨウコさんのご自宅へ伺いました。
シリーズの第一回目は、料理家フルタヨウコさんにご登場いただきます。
いつも当店の社食や、定番レシピの連載でお世話になっているフルタさん。以前の特集で自宅兼アトリエをご紹介したあと、お引越しをされたというお話を聞いていました。
お引越し後のご自宅を当店でご紹介させていただくのは、今回がはじめて!わたし・津田もワクワクしながら、フルタさんこだわりのインテリアを拝見してきました。
本日は、キッチンとダイニングの様子をお届けいたします。
(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)
料理家さんのキッチンって、どんな道具があるのだろう?
フルタさんのお宅は、玄関から廊下を抜けた突き当たりのお部屋がキッチン・ダイニング・リビングになっています。19畳の広さで窓が大きく、とても気持ちのいい空間が広がっていました。
こちら(写真上)はダイニング側からキッチンを眺めた様子。もうすこしキッチンに寄って見ていきましょう。どんな道具があるのでしょうか?
↑3段の水切りかご(写真真ん中):パール金属のもの
↑シンク上のカラーボウル:EAトCO(アッシュコンセプトで購入)
↑やかん(写真中央):ババグーリで購入、フライパン(写真右):近所の金物屋さんで購入
シンク周りやコンロ上にS字フックで吊り下げている道具は、調理中に出番の多いものだそうです。
シンク上の小さなボウルは、調味料を混ぜたり、切った野菜を入れておいたりと、使いやすいサイズなのだとか。
フライパンは鉄のものなどいくつか持っているなかで、一番使う頻度が高いのは、近所の金物屋さんで買ったフッ素加工のものだそうですよ。
続いて、キッチンを横から眺めてみましょう。
↑冷蔵庫左の収納ラック2つ:無印良品
↑両手鍋(写真中央):EAトCO(アッシュコンセプトで購入)
コーヒー好きで道具もいろいろとこだわっていらっしゃるフルタさん。背の高いラックの一番上には、お気に入りのコーヒー道具が並んでいます。
ふとラックの横をのぞいてみると、当店で扱っているレデッカー社のコーヒーミルブラシもありました。
続いて、キッチンとダイニングを仕切る役割をしている、こちら(写真下)の棚にも注目してみましょう。
棚のうえには、お気に入りの調味料やよく飲むハーブティーが、ずらりと並んでいます。その脇には、いろんなカタチのざるが、ぽんぽんとリズミカルに重なっていました。
↑青と白の塩壷(写真中央):飯高幸作さん作。2015/10現在、再入荷時期は未定です。
↑調理中や盛り付けにつかうザル類。一番上の角ザルは神楽坂にあるjokogumo(よこぐも)のイベントで購入、蓋つき竹かごは久保一幸さんの個展で購入。下のザルやお盆は古道具屋などで購入。
↑当店オリジナルジャムのプロデューサーも務めるフルタさん。棚の上にはいろいろなジャムが並んでいました。
お気に入りの椅子が並ぶダイニング
↑ダイニングテーブル:AIR FRAME(建築家デビット・チッパーフィールドがデザイン、カッシーナ・イクスシーで購入)
こちらは、フルタさん宅のダイニング(写真上)です。
料理家になる前にインテリアや建築関連のお仕事をされていたフルタさんならではの、お気に入りの椅子が並ぶ空間でした。
↑ercol/アーコールのヴィンテージの椅子(吉祥寺の家具店transistaで購入)
↑ハンス・J・ウェグナーのYチェア(座面はフルタさんが別注したもの)
↑白い椅子(手前):建築家・熊木英雄デザイン、青の椅子(奥):イームズのアルミナムチェア
ダイニングのテーブルの上には、HARIOのフィルターインボトル(写真下)。「水出しのお茶も温かいお茶もとても手軽に作れるので、ずっと愛用しています。フィルター付きだから茶こし要らずなのも嬉しいですね」とフルタさん。
ダイニングテーブル&椅子の周りのインテリアや雑貨にも、ぐぐっと迫ってみたいと思います。
窓辺にはかわいい多肉植物が並んでいたり、棚の脇にはたくさんの食器が見え隠れしていたり。
↑窓辺に多肉植物を並べたり、吊るしたり。
↑食器棚:ercol/アーコールのヴィンテージ(吉祥寺の家具店transistaで購入)
↑食器棚の上に並ぶ酒器など
ダイニングテーブルの奥にはヴィンテージの食器棚。その上には収納が難しいいろいろなカタチのうつわや酒器が並んでいます。
ほかにも、窓辺に何気なく飾られていた雑貨や、ダイニングルームの照明にも、フルタさんのお気に入りがたっぷり詰まっていました。
↑ダイニングの窓辺の一角。大家さんからいただいたという椅子にもうつわが並ぶ。
↑キャニスターには豆を保存。椅子の下には花器がスタンバイ。
↑ダイニングの照明:女性鍛冶屋・岡本友紀さんの作品
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料理家・フルタヨウコさんのキッチン&ダイニングをお届けしました。
どちらかと言えば「すっきり」というより、お気に入りのものを見えるところにずらりと並べて楽しむインテリアのフルタさん宅。
そのひとつひとつには、フルタさんの思い出や手に入れるまでのエピソードが詰まっており、私もお話を伺うのがとても楽しい時間でした。
次回はリビングルームの様子をお届けします。こちらもどうぞお楽しみに。
(つづく)
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