【お出かけコラム】移動式本屋さん・BOOK TRUCKで出会った「はちこう」の絵本。
編集スタッフ 田中
文・写真 スタッフ田中
天気のいい日、きもちいい芝生エリアでの六本木ブックフェス。
少し前になりますが、シルバーウィーク中、六本木の東京ミッドタウンで開かれていた「六本木ブックフェス」に行ってきました!
そこには、先月から公開中の「秋の夜長のオススメ本」にて選書してくださっている三田修平さんが運営する移動式本屋・BOOK TRUCKが出店すると聞いていたので、どんな本に出会えるのかワクワクどきどきしつつ、向かったんです。
移動式本屋・BOOK TRUCKで本と出会った
冴えわたる青空の下、芝生が広がるミッドタウンガーデンのエリアに、爽やかなブルーのトラックが停まっています。
三田修平さんの運営するBOOK TRUCKの車です!
たくさんの本をのせて、やってきていますね〜。
小さな頃に近所の公園にきていた、移動図書館を思い出す車内。わたしは、村上春樹さんと故・安西水丸さんの共著の本が気になりました。
車のなかで座るスペースもあったりして、多くの方がこの車で運ばれてきた本と出会っていましたよ。
行く先ごとに本をセレクトしていらっしゃるといいます。のぞいてみると、デザイン関連の本や、昔の雑誌のバックナンバー、、、などなど、都心のおしゃれなスポットに集まる人々に喜ばれそう!
けれど、シルバーウィークなのでお子様も来られることを想定して、車内には絵本のコーナーも。
親子で選んでいる様子もありましたよ。
緑がいっぱいの環境で、のんびりとお休みを楽しめそう!
ブックディレクターの幅 允孝さんが主宰するこのイベントは、本を読む、選ぶ、聴く、触ることを通じて、自分なりの読書の秋を見つけてほしいというもの。
本の交換会や朗読会、ワークショップなどもあり、芝生のエリアはそれぞれのペースで本に触れ合う人々の憩いの場となっていました。
レジャーシートを広げて、日光浴を楽しんでいる人も、親子で一心不乱に本を読んでいる人も、お酒片手にのんびりと寛いでいる人もいて、気持ちがゆるゆるとほどけていくようでした。
出会ったのは、絵本「はちこう」
わたしがBOOK TRUCKで出会ったのは、「はちこう」。あの有名な忠犬ハチ公の物語です。
ちょうど翌日、友人宅へ遊びにいく予定で、友人のお子さんへのプレゼントにしようと思ったんです。
三田さんも「きっと絶版になっているくらい古い本ですよ、親御さんもお子さんも自分ではなかなか選ばないと思うのでいいんじゃないですか」と仰ってくださったので、決めました!
購入後、近くの国立新美術館のカフェで休憩しているときに、うっかり読み始めてしまったわたし。
「うっかり」と書いたのは、このお話がとてつもない感動ストーリーだったことを失念していたわけで、物語のラストで感動して涙を流すこと必至なのに、外出先で読んだことへの「うっかり 」でした。
想像どおり、感動して涙をおさえきれなくなり、こっそり拭き取ってから、とぼとぼと帰り道へ急ぎました(笑)
そんなわけで、本をたっぷり読みたくなる季節、到来中です!
東京ミッドタウン ミッドタウンガーデン
東京都港区赤坂9-7-1
都営大江戸線、東京メトロ日比谷線「六本木駅」8番出口より直結
はちこう―忠犬ハチ公の話 (おはなしノンフィクション絵本) くめ げんいち いしだ たけお 金の星社 1971-09-01 |
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