【インテリア特集】エッセイスト柳沢小実さん宅 第1話:キッチン

編集スタッフ 津田

DSC_1398_re文 スタッフ津田、写真 田所瑞穂 

 

エッセイスト柳沢小実さんのお宅を訪ねました。

本日よりシリーズ「あの人のインテリアとうつわ。vol.2」をお届けします。

今回訪ねたのは、エッセイスト柳沢小実(やなぎさわこのみ)さんのご自宅です。

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過去に何度も当店の特集にご登場くださった柳沢さん。お引越しをされたという話を伺っていたので、いまのインテリアはどんな風に変わっているのか、あるいは変わらないのかと、ワクワク気分で訪れました。

第1話では、まずキッチンの様子をお届けいたします。

(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)

 

見せる収納と使い勝手を叶える、キッチンの棚。

DSC_1425_re↑棚:無印良品のユニットシェルフ。数年前に購入したもの。

キッチンでまず目にとまるのが、左手に置かれた棚。調理で使うこまごまとした道具や小さなボトルの調味料が並んでいます。

柳沢さんのお宅のキッチンには、どんな道具が並ぶのか、さっそくこちらの棚から見ていきましょう。

 

左側にはお茶の道具やストック食材を収納。

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棚の一番上には、お茶にまつわる道具がずらりと置かれています。

もともとお茶が好きという柳沢さんですが、今年台湾にまつわる書籍を発行されたこともあり、お茶道具は増えつつあるようです。

向かって左側のカゴには茶葉のストックが、右側のカゴにはお茶時間に彩りを添えるファブリックが、まとめられていました。

DSC_1379_re↑カゴ:台湾で購入。台湾の中国茶や紅茶の茶葉をストック。

DSC_1382_re↑カゴと布:いずれも台湾で購入、ニュアンスのある絶妙なカラーがお気に入り。

二段目には、使いかけの食材や出番の多いお鍋が置かれています。

DSC_1415_re↑黒い鍋、青い鍋:クーザンス。ガラスのキャニスター(手前):アンカーホッキング、(奥):ピーナツストッカー復刻版、米5kgが入る。

DSC_1400_re↑ワインの空き箱にパスタや乾物をまとめている。

そして最下段には、自家製の梅酒がずらりと並んでいます。

柳沢さん:
「今年仕込んだものはセラーメイトの密封びんや梅酒瓶でそのまま保管していますが、昨年以前のものは量も少なくなっているので、デザインが気に入った洋酒などの瓶に入れ替えています」

DSC_1401_re↑自家製の梅酒。仕込んだ年と漬け込んだお酒を手書きで記録。

 

右側には調理によく使うアイテムを。

続いては、棚の右側に目を移してみましよう。

同じ棚でも、ガスコンロや調理台に近い右側には、調理によく使うアイテムを収納しているそうです。キッチンから手を伸ばせばさっと取れる一番上には、調味料がまとめてあります。

柳沢さん:
「調理中は手が離せないシーンもあるので、よく使うアイテムこそ、すぐに取り出せるところに収納していますよ」

DSC_1377_re↑大きさやパッケージがまちまちな調味料も、ホーローバットにまとめることですっきり。

DSC_1386_re↑小さなガラスボウル:DURALEXのもの。調味料を混ぜるのに便利。

右側の二段目には、おかずの盛り付けに使うことの多い大皿やオーバル皿、オーブンで焼いたトーストをのせるパン皿がまとめてあります。

柳沢さん:
「出来上がった料理を手早く盛り付けたいので、よく使う食器は食器棚にしまい込まず、キッチンに置くようにしています」

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キッチンに並ぶ、柳沢さんのお気に入り。

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続いては、キッチン作業台と右手の冷蔵庫周りにも目を向けてみましょう。

機能的でもあり、出しておいても可愛い。そんな柳沢さんならではのこだわりとセンスで選ばれた道具に注目してみました。

 

お茶の時間を豊かにしてくれる道具。

DSC_1358_re↑銅製のやかん:玉川堂のもの

DSC_1359_re↑湯のみ(左):伊藤聡信さん作。(左中):工房あめつち作。(右中、右):吉村和美さん作。黒い急須:山田隆太郎さん作。緑の急須:作家不明、岡山県のうつわ屋さんで購入。

柳沢さんは自宅でお仕事をされていることもあり、1日に何度もお茶を淹れるので、やかんや湯のみはキッチンに出しておくことにしているそうです。銅のやかんは、特にお気に入りの道具なのだとか。

柳沢さん:
「このやかんでお湯を沸かすと、お茶の味が格段に美味しくなるんです。メンテナンスしながら一生大切に使いたい道具のひとつです」

 

大好きなカッティングボードやカゴ。

DSC_1362_re↑小さなカッティングボード(手前):工房イサド

カッティングボードやカゴ類は、旅先などで出会うとついつい購入してしまうもののひとつだそう。

素材や作り手によってひとつひとつ表情が異なるカゴが、冷蔵庫の上にざっくりと重ねて収納されていました。

DSC_1421_re↑上:またたびの米とぎザル(日本)、下2つ:ネズの木のカゴ(スウェーデン)

 

心がなごむ、かわいい雑貨。

DSC_1423_re↑冷蔵庫に貼られたマグネット:旅先で購入。

キッチンのあちこちに置かれた、チャーミングな雑貨たちにも目がとまります。

動物やキャラクターたちの愛嬌のある表情が、なんとも言えない可愛らしさ。ステンレスやガラスのものなど、シンプルな調理器具が多いキッチンで、ふと心を和ませてくれる存在となっているようです。

DSC_1387_re↑ムーミンのタイマー:ネットショップ(日本)で購入。

DSC_1432_re↑キッチンの時計:JUNGHANS

 


 

エッセイスト柳沢小実さんのキッチンをお届けしました。

料理のときの「使いやすさ」と、お気に入りの雑貨がならぶ「可愛らしさ」の、両方を兼ね備えた柳沢さんのキッチンは、私も真似したい道具やアイデアがたくさんありました。

次回はリビング&ダイニングの様子をお届けします。こちらもどうぞお楽しみに。

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(つづく)

 

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4839955875 わたしのすきな台北案内
柳沢 小実
マイナビ 2015-09-01
4479783164 大人のひとり暮らし~今より少しだけきちんと~
柳沢 小実
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もくじ


 


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