
本日、当店オリジナル家具シリーズの第3弾「プランターボックス」が発売となりました。
プランターボックスは室内で植物を飾るための小さな家具。お花屋さんや園芸店で、鉢を2つか3つほど買ってきてそのまま置くだけで、窓辺にグリーンのある景色を作れます。
植物との暮らしが身近な方はもちろん、これから始めてみたい方にも、おすすめのアイテムです。
▲カラーはナチュラルとブラックで、SとMの2サイズ展開です
この度の発売を記念して、商品開発を担当したデザイナーの佐藤と野村に、開発の裏側やこだわったポイントを聞いてきました。
商品一覧はこちら北欧のような窓辺の緑に憧れて

ものづくりのインスピレーションとなったのは、北欧の建築家、アルヴァ・アアルトの自邸のような窓辺に緑が並ぶ景色。
店長の佐藤が「いつかあんな景色を作りたい」と憧れていたのだそう。
けれど、いざ新居に置くプランターボックスを探してみると、自宅にはサイズが大きすぎたり、金属製で手持ちの家具とちぐはぐだったり、ちょうどいいものが見つからなくて苦労したと言います。
デザイナー 佐藤:
「お客さまからも同じようなお声が多く届いていると聞いて、『それなら、自分たちの暮らしに本当に合うものをイチから作ろう』と、開発を進めることになりました」
ワンルームにも合う「ちょっと低め」のサイズ
▲当店オリジナル家具シリーズとして、花台・サイドテーブルと同様の「アーチ構造」と「ろくろ脚」を取り入れました
商品開発するにあたり、まず検討したのがサイズです。
海外製のプランターボックスを見ると、高さが70〜75cmほどのものが多いのですが、日本の住宅事情では窓を塞いでしまったり、ソファの横にあると圧迫感が出てしまうことも。
そこで当店では、あえて一般的なものよりも「ちょっと低め」の設定にしました。

デザイナー 野村:
「掃き出し窓でも腰窓でも邪魔にならず、かと言ってコンパクトになりすぎず、ほどよい存在感で美しい景色が作れるバランスを探り、高さ50cmとしました。
ソファに座ってくつろいでいる時にも、ふと窓を見れば、植物のグリーンが心地よく目に入って癒される。庭を作るのが難しくても、窓の向こうに低木が茂っているような景色を楽しめる高さです。
一人暮らしやワンルームでも、圧迫感がなく気軽に置いていただけるサイズを目指しました」
グリーンを2〜3つ置くだけで、見たい景色が作れるように

次に考えたのがボックス自体の大きさです。
大切にしたのは、グリーンのある暮らしに憧れつつもハードルを感じている方に、「これなら」と気軽に取り入れていただけること。
たとえば、植物を育て始めるとき、部屋のどこに飾ったらいいか、鉢はどうしたらいいのかに悩み、とりあえず床置きしてみたら、存在感が薄れてしまったり、掃除の邪魔になったり……。
デザイナー 野村:
「私自身もそういう経験があるので、花屋さんや園芸店で好きな植物を2〜3つ買ってきて、プラスチックの鉢のまま入れればサマになるように、ボックスの内寸を考えました。
最終的には、コンパクトながらも植物のボリュームを楽しめるよう、奥行きは『5号鉢』が1つすっぽり収まるサイズに設定しました。鉢がちょうど見えないくらいの高さにしています。
植物を置くと、まるで部屋の中に小さな庭のような、まとまりのある景色が生まれますし、雑貨や本を一緒に飾っても可愛いサイズです。
組み立て済みのものをお届けしますので、ご自宅に届いてすぐ、グリーンのある暮らしを始めていただけます」

▲Sは5号鉢を3個まで(左)Mは4個まで(右)置けます。高さと奥行きは同じです
どこから見ても美しく。佇まいのよさと使いやすさの両立を目指しました

デザイナー 佐藤:
「プランターボックスは、箱+脚という非常にシンプルな作りだからこそ、どこから眺めても美しいように、細部にもとことんこだわりました。
ボックスとろくろ脚のバランスや、ほどよくエッジを効かせたディテールが特徴です。いずれもミリ単位で調整を重ねています。
構造や接合部にも工夫を凝らしました。外側からはネジなどの金具が見えないようにしたので、壁際だけでなく、お部屋の真ん中にも置いて楽しんでいただけます」
▲軽量化のため、脚は無垢材ですが、ボックスは積層合板+無垢の突き板としました。小口(断面)のかまぼこ形、脚の上部断面の傾斜など、職人の技術により細部まで美しい仕上げになっています
▲ヴィンテージ家具のような小さな棚板。お手入れグッズなどを置けます。各パーツをミリ単位で調整して、脚の構造もより安定性を高めました
構造を考えるうえでは、上部に重いものを載せるため「安定性と軽量化」がポイントです。
これまでの家具シリーズと同じく、プロダクトデザインなどを手掛ける「DRILL DESIGN(ドリルデザイン)」に設計面のパートナーとして加わっていただき、構造とデザインを両立させる工夫をしました。
▲制作中のひとコマ。全体の佇まいとディテール、美しさと使いやすさを行き来しながら、デザインを検討していきました
デザイナー 野村:
「特徴的なのは、ボックスの底面です。歪みを避けて強度を出すために、底を『すのこ』のような形状にしました。
それを覆う底板は、指をひっかけて取り外せる仕様にしています。汚れても気軽に丸洗いできるように、木材ではなくアクリル樹脂を選びました。
このデザインによって、構造上の安定と軽量化が実現し、当店のオリジナル家具で目指している『美しい佇まい』と『使いやすさ』のいいとこ取りが叶ったと思います」

▲底板を持ち上げた様子。サイドの穴に指をひっかけて取り外し可能です
ソファやベッドの傍らに。軽やかな間仕切りとしても

すっきりした美しい佇まいなので、窓辺はもちろん、ソファやベッドの傍らで、サイドテーブルのように使っていただくこともできます。
デザイナー 佐藤:
「部屋の真ん中にあるソファの背面に置き、グリーンや雑貨で空間を彩るのもおすすめです。
リビングとダイニング、寝室とデスクなど、ひとつの空間のゆるやかな間仕切りとしても使えますし、鉢は1つだけにして、お手入れグッズや読みかけの本、アートポスターなどを立てかけるのも素敵だと思います。
コンパクトだから場所を選ばず、引越しの後や模様替えも長く楽しんでいただけると思うので、ぜひ気軽に取り入れていただきたいです」
「見たい景色を自分で作る」を叶えるために

これまでの家具シリーズと同じく、色はナチュラルとブラックをご用意しました。
デザイナー 佐藤:
「ナチュラルは、どんな家にも馴染みやすく、ホワイトオークの無垢材の色味や風合いにしました。ブラックは、シンプルでモダンな部屋のアクセントにもおしゃれです。
メーカーのみなさんのおかげで、どちらも木目の美しさにこだわり、特にナチュラルは、北欧のヴィンテージ家具の雰囲気がお好きな方にも、自信をもっておすすめできる仕上がりになりました。
好きな家具や雑貨、これまで時間を積み重ねてきた家の雰囲気に合わせて、カラーもお選びいただけたら嬉しいです」

美しい佇まいと使い勝手のバランス、細部のデザインにまでこだわった、コンパクトで軽やかなプランターボックスが完成しました。ぜひ以下のリンクより商品ページもご覧ください。
ワンルームでも気軽に、これまで時間を積み重ねてきた住まいにも無理がなく、すっと馴染みますように。
植物のお世話をする時間がもっと楽しくなる。ふと目に入った時に心がほっと和む。そんな景色を作るためのお手伝いができたら幸いです。
商品ページ(Sサイズ)はこちら 商品ページ(Mサイズ)はこちらスタッフの自宅にプランターボックスを迎えてみました

店長佐藤と当店スタッフの合計3名が、実際に自宅に置いてみた様子をご紹介しています。佐藤は開発中から半年ほど愛用しています。
手持ちの家具に合わせたカラーの選び方、部屋に置いたときのサイズ感、使い方のご参考に、ぜひご覧ください。
スタッフレビューを読む【写真】吉田周平(12,18枚目を除く)
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