【文字の少ない本屋】旅でつくる「しなやかな心」のススメ。
編集スタッフ 長谷川
今日も開店!暮らしのアイデア広がる本をそろえました。
本を読みたいけど、まとまった時間はとれないし、一冊読み切るのもたいへん。
読めないままの本や雑誌がたまっているのを横目に、ため息をついてしまう……。
ここは、そんな方たちのためにオープンした「文字の少ない本屋」です!
絶対に読みきれて、暮らしのアイデアが広がるリトルプレスをそろえています。当店で扱うのは「北欧、暮らしの道具店」でつくってきたリトルプレスたちです。
▲日々のアイデア広がる『暮らしノオト』、生き方のスタイルを教わる『オトナのおしゃべりノオト』。早30冊あまり続くシリーズです。
本の最後のページをめくると「読んだー!」って気持ちよさ、ありますよね。
その気持ちよさ、そして本から得られる新鮮な気づきを、誰もが楽しめるのがリトルプレスの良さだなぁと感じています。
▼こちらのバナーから取り扱っている本たちをご覧いただけます。
今回紹介するのは「わたしが旅に出る理由」です。
「最後に旅をしたのはいつですか?」
……と、いま目にして、どんな光景が浮かびましたか。きっと、その旅から帰ってきてすぐのことか、ふと思い出せるほど印象深い旅だったのでしょう。
いつだったか覚えていないな、しばらく旅行なんてしていないな、と思われた方にもオススメしたいのが『オトナのおしゃべりノオト』vol.1です。
『オトナのおしゃべりノオト』は毎号、“気楽にたのしく、時に真面目なおしゃべり”をぎゅっと詰めたリトルプレスをつくっています。
vol.1のテーマは「わたしが旅に出る理由」。
旅と日常を行き交う暮らしをされている写真家・中川正子さんと、“旅する八百屋”として野菜の定期宅配を手掛ける青果ミコト屋さんに、旅の魅力や心得を聞いています。
中川正子さんは「旅にも子育てにもいえること」として、「物事がスムーズに運ばない不自由さを楽しむ」と話しています。
手荷物がなかなか出てこない。目当てのお店が臨時休業だった。道に迷ってしまった。食べたことのない味ばかり……。
旅には、アクシデントあり、望外の喜びありと、予想もつかないことが待っています。そんな一つひとつを「知らない世界との出合い」として楽しめたら、どこへ行っても、何をしても得られるものがありそうに思えてきます。
遠くへ行くだけでなく、いつもと違うルートで帰ってみるとか、入ったことのないお店に寄ってみるとかも、じゅうぶんに旅のひとつです。
「物事がスムーズに運ばない不自由さを楽しむ」
数多の旅から得た中川正子さんの心がけは、私たちの暮らしを励ます力強さに満ちているかのようです。
かばんにノートを一冊。それが旅の宝箱になる。
毎日のショートトリップはもちろん、どこか遠くへ旅する機会が訪れたなら、かばんにノートを一冊入れていきませんか。
クラシコムスタッフの齋藤は、旅の準備に「小さいサイズのノートを一冊、新調する」のだといいます。
出発前には予定や行きたい場所のことをまとめて「しおり」をつくります。旅先では出合いや感情を書き留め、乗車券やレシート、チケットの半券などもスクラップ。帰ってきてから振り返りを書き綴るのです。
ひとつひとつの旅を丁寧に味わう。そして、ふとした時にノートを手に、旅の記憶を反芻する。日常からひと時だけ離れ、あの時、あの瞬間に感じた空気を思いだせば、いっぱいいっぱいな頭と心も軽くなるものです。
そんな「旅ノート」にうってつけなのが、KURASHI&Trips PUBLISHINGのオリジナルノートです。
目指したのは、シンプルで上質な『大人の自由帳』。
にじみにくく、なめらかな書き心地の紙を使っているから、思ったことをするすると書き留められます。
背表紙は汚れに強くしっかりした固さがあるから、立ったままメモをするのにも向いています。
文庫本よりも一回りほど大きい「B6」サイズですから、 かばんにポンと一冊入れて、気兼ねなくお使いいただける作りです。
見返しにつけたポケットは、ショップカードやチケットをしまうのにも便利。
また、マニッシュなデザインのノートケース付き。ケースの裏には、タイトルや日付を書き込めるラベル欄がありますので、旅の記憶を込めるのにもぴったりなんです。
日常のちいさな気づきを書き留めていくのも良いでしょう。他でもない、昔の自分に救われることだって何度となくあるものですから。
たくさんの思い出が詰まったノートが増えていくほど、つよく、しなやかな心が育っていく。そんな景色に、このノートが寄り添えればと思います。
『オトナのおしゃべりノオト』vol.1には他にも、クラシコムスタッフが旅する時に欠かさず持っていくものを紹介したり、友人であり仕事仲間でもある代表・青木とデザイナー・佐藤が、ファッションについておしゃべりしたり。
ぜひ、日常のちょっとしたスキマに置いて、ページをめくってみてくださいね。「あ、そんなふうに考えればいいんだ」という発見が、いつかどこかで、自分を助ける術となってくれるはずです。
今日はご来店、ありがとうございました。
リトルプレスで暮らしをちょっと良くするお手伝いができるように、おすすめしたい次の一冊を考えてみます。
またお会いできる日を、心待ちにしております。
ご紹介した「わたしの旅を楽しくするアイテム」
・『オトナのおしゃべりノオト』vol.1
・KURASHI&Trips PUBLISHING / オリジナルノート
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