【BRAND NOTE】前編:青家の青山有紀さんを訪ねて。クラッカーで始める、シンプルな朝じかん。
編集スタッフ 齋藤
「永く愛されるもの」とはどんなものだろう。もちろん好きなものは人それぞれ。でも、代表されるもののひとつに「シンプル」があるように思います。
ちょっと挑戦の気持ちで買ったハッキリした色の靴や、大きな柄があしらわれたワンピース。どれもこれもお気に入りだけど、ある日突然「いまのわたしにはちょっと違うかも」と思ってしまった経験も。
そんな時にまるで「ふるさと」のように思い出して、わたしたちが帰る場所。それこそが「シンプル」なのかもしれません。
飾らないからこそ、永く愛されてきたのかも。
今回のBRAND NOTEでご一緒するのは、ロングセラーのクラッカー「PREMIUM(プレミアム)」です。
バターは使わず植物油で練られ、味付けは塩のみ。この「PREMIUM」がロングセラーな理由も、きっとシンプルだから。わたしもこの取り組みで久々に口にし「変わらないなぁ」とうれしくなりました。
クッキーのような甘さもなく、素朴で飾らない味。そのプレーンなおいしさから「PREMIUM」の商品開発を担当する方は、まるでパンやご飯のように「毎日の食事」に馴染むものでもあるといいます。
クラッカーが「毎日の食事」に?わたしはクラッカーに対し、どこかおやつやパーティーなどの軽食というイメージしか持っていませんでした。でも確かにこれだけシンプルに作られているのだから、「素材」として多くの可能性があるかもしれません。
今回はその可能性を探るべく「PREMIUM」を手に、料理家さんの元へ伺ってみました。
(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)
「青家」オーナーの青山有紀さんを訪ねました。
伺ったのは、京おばんざいのお店「青家(あおや)」と「青家のとなり」のオーナーであり料理家の青山有紀(あおやまゆき)さんのアトリエ。
青山さんの料理は季節のものや素材を大切にし、手間をかけたものばかりです。
そんな青山さんなら、クラッカーの新たな一面を発見してくれるのではと思いました。そしてせっかくだったら、普段の暮らしにも取り入れたくなるレシピを紹介してもらいたい。
▲お伺いした青山さんのアトリエ。
そんな想いから青山さんの日々の習慣とともに、暮らしに合うレシピをご紹介していただくことに。
全2話を通し「青山さんの一日」をテーマに、前編では青山さんの朝の習慣と「PREMIUM」を使った朝ごはんのレシピをご紹介します。
ゆっくり気持ちの良い朝をつくる
青山さんの習慣
朝イチバンに口にしたいのは……。
オーナーをつとめる「青家」でも、化学調味料を使わず、すべて手作りにこだわったおばんざいを出す青山さん。暮らしの中で口にするものにも、気をつかっているようでした。
青山さん:
「体のために、冷たい飲みものは控えるようにしています。朝まず口にするのは漢方茶。
中学生のころ貧血に困っていたことをきっかけに、飲み始めました。漢方の先生にその時の体の調子などを相談し、ブレンドしてもらっています」
愛猫と戯れて、一日の始まりを気分良く。
▲珍しい白いアメリカンショートヘアのガルシアちゃん。
青山さん:
「朝この子のお腹や背中に顔をうずめると、とても癒され、気分よく一日を過ごせる気がします。
もうとにかくかわいくて!お店をオープンして目が回りそうなほど忙しかった頃から、わたしを支えつづけてくれている存在です」
青山さんは慌てると一日の始まりが疲れてしまうため、余裕を持って朝を過ごすようにしているそう。
けれどわたしもそうなのですが、忙しくて時間があまりないのも事実かと思います。そうすると朝食もついつい味気ないものに。
でも今回ご紹介いただいたレシピは、多忙な日々でも丁寧に暮らす青山さんならではの朝ごはんでした。色鮮やかで野菜もしっかり取れて、その上カンタン。
「PREMIUM」を使った朝ごはんのレシピをふたつ、ご紹介します。
「PREMIUM」で朝ごはん!
青山さんのおすすめレシピ
シンプルだから、素材の良さを損ねない存在です。
青山さん:
「今回朝ごはん用にふたつのレシピをご紹介します。
クラッカーのレシピというと、上に『のせる』スタイルが一般的かもしれません。でも『くだく』というのも手。食感のアクセントになるので、ぜひ試していただきたいです」
青山さん:
「『PREMIUM』なら、くだいて野菜の上にまぶすだけでボリューム満点。バターなども入っていなくシンプルな味なので、どんな素材とも馴染みやすかったです。
今日は、パン代わりになる『PREMIUM』と、野菜などを一口で一緒に食べられるレシピをご紹介します」
シリアルみたいに食べられる!
とうもろこしとハムの満ぷくごはん。
青山さん:
「材料は、とうもろこし1本、アスパラガス2本、新玉ねぎ4分の1個、そして薄切りのハムが4枚。
とうもろこしと新玉ねぎの甘さと『PREMIUM』の塩気が丁度良く、おいしい組み合わせなんです」
青山さん:
「とうもろこしは包丁で実をはずし、アスパラガスは下の固い部分のみ切り1センチ幅に。新玉ねぎは粗みじん切りにし、ハムを1.5センチ角に切ります。
フライパンでバターを熱し野菜を入れ、塩ひとつまみとコショウをふって炒めたら、ハムを加えてもう少し炒めてください。
そして火を消し、ここで『PREMIUM』の登場です」
青山さん:
「『PREMIUM』を3枚、4分の1ほどの大きさに割って入れ、ざっくり混ぜます」
クラッカーの食べ方を再発見!
スプーンですくって、炭水化物も野菜も一度に食べられるなんて、朝にはとてもうれしいレシピです。
わたしも食べてみたのですが、バターとほんのり甘い野菜たち、そして「PREMIUM」がまろやかに絡み合って絶妙な組み合わせでした。
飽きないのはアクセントがあるから!
朝にぴったりの常備菜レシピ。
材料(2食分)
プレミアム…1袋
野菜(合わせて400gくらいになるように)
れんこん
にんじん
ベビーコーン
パプリカ
ズッキーニ
かぼちゃ
ギリシャヨーグルト(水切りしたふつうのヨーグルトでも)…小1カップ
塩…ふたつまみ
ディル(万能ネギでも)…少々
オリーブオイル…大さじ2
作り方
[1] 野菜を食べやすい大きさに切る。(根菜は薄めに。生で食べられるパプリカなどは大きめに切ると、焼き具合が丁度良く仕上る)
[2]ボウルに入れ、塩とオリーブオイルを大さじ1絡める。230度のオーブンで20〜30分焼く。もしくは、フライパンで焼いても。
[3]ヨーグルトと刻んだディル(万能ねぎでも)を混ぜる。
[4]皿に盛り、めん棒などで細かく砕いたプレミアムをかけ、[3]を添える。
こちらも試食させていただきました。ヨーグルトの酸味がとてもさわやかで、まるでサラダのような印象。
シーザーサラダやスープを食べるとき、いつもクルトンとの組み合わせがたまらないなぁと思うのですが、「PREMIUM」もほど良い塩味と香ばしさでとてもいいアクセントに。
「PREMIUM」があるからたくさんの野菜も、思わずパクパク食べられてしまいました。
保存もできちゃいます!
青山さん:
「オリーブオイルをもう大さじ1まぶせば、常備菜にできます。持ちは冷蔵庫で2〜3日ほど。
朝さっと盛り付けて食べられ、一緒に乳製品もとることができますよ」
クラッカーに、こんな使い方があるなんて。
「軽食」のイメージしかなかったクラッカー。でも、使い方によってはこんなにもちゃんとしたご飯になることに驚いてしまいました。
つづく後編では、夜ごはんのレシピもうかがってみました。
夜であれば、さらにボリュームが欲しくなるところ。朝ごはんよりも想像ができません。けれど青山さんがご紹介くださった2品は、魚や季節の野菜を存分に楽しめる、しっかりとしたおかずたちだったのです。
ゆっくりくつろぎながら食べたくなる夜ごはんのレシピと、青山さんの疲れを癒す夜の習慣をご紹介します。
後編も、ぜひお楽しみに。
(つづく)
もくじ
青山有紀
美容業界を経て2005年に京おばんざい屋「青家」のオーナーに。京おばんざいと韓国家庭料理を提供するとともに、美容と薬膳の知識をいかしたスイーツなども開発している。2010年には京甘味処の店「青家のとなり」もオープン。https://aoya-nakameguro.com/
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