【あこがれの北欧インテリア】暮らしのヒントがたくさん!北欧のお宅にお邪魔しました
編集スタッフ 松浦
当店の原点ともいえる、北欧の暮らし。
どこを切り取っても素敵なものばかりで、私も学生時代は、ブログやインスタグラムで垣間見る、北欧の暮らしに目をキラキラさせて過ごしました。
そんな彼らの部屋に決まってあるのは、親から受け継いだ椅子や、ガレッジセールで見つけたランプなど、自分のものさしで選び抜いたもの。
今回は、これまで取材してきた北欧の人々のお宅訪問から、3名をまとめてご紹介!彼らのインテリアから、私たちの暮らしのヒントを探ります。
親子で受け継ぐIKEAの家具
ストックホルム在住のアンドレアさん
1人目は、ストックホルム郊外のアパートに暮らす、アンドレアさん、エディさん夫妻と息子ダン君です。
温かい色合いが印象的なリビングで、一際目を引くのは壁にかかった2枚のアート。スウェーデンのアーティスト、マーリン・ガブリエラ・ノルディン(Malin Gabriella Nordin)の作品で、この絵のイメージから、ソファーはパステルピンクに決めたのだとか。
以前は、カラフルでグラフィカルなものが好みだったというふたり。最近では、シンプルなアートと、ナチュラルな木製家具の組み合わせが気分だそう。
一方、子供部屋はカラフル。ポップなIKEAの家具が大活躍しています。
部屋の両脇に置かれたベッドは、アンドレアさんが子どもの頃に使っていたお下がりで、こちらもIKEAのもの。高い安いに関係なく、好きなものは長く使い続けているそうです。
子供部屋のアクセントにもなっているおもちゃのキッチンもIKEAのもの。ダンくんの2歳の誕生日プレゼントに、エディさんのお父さんから贈られたそうです。
築80年のアパートをグリーンでひと工夫!
ストックホルム在住のリネアさん
2人目は、グラフィックデザイナーのリネアさん。旦那さんと息子さん、猫1匹が一緒に暮らす、築およそ80年のご自宅です。
インテリアにポイントは、なんといっても部屋の隅々に飾られた、植物。リビングや、キッチン、棚のなかもグリーンであふれています。
植物好きはお母さん譲りだというリネアさん。どんな場所にいても植物が目に入るよう、小さなスペースにもグリーンを忘れません。
壁に取り付けられた収納は、スウェーデンの定番家具、ストリング(String)。
機能的で実用性に優れているうえに、タイムレスなデザインが人気となり、デザインやインテリアが好きな家では必ず見かけるほど。
そんなストリングの隙間にはツタ植物を這わせています。
リビングにベビーベッドがあるため、ボーくんが眠ったあとの夫婦の時間は、このダイニングスペースで過ごしているそう。
穏やかな日が差し込むリビングの窓辺にも、鉢植えがリズムよく並べてありました。
大きなテーブルは、リネアさんのお父さんのオリジナル。上に置かれた、ユニークな形の植物がダイニングをちょっぴり楽しくしていました。
ポイントは灯りと影
デンマーク出身イェンスさん
3人目は、デンマーク出身で日本在住の著述者、イェンス・イェンセンさん。北欧の料理やデザイン、DIYなどを中心に、様々なライフスタイル誌で活躍されています。
築40年の民家を約5年かけて自分でリノベーションしたというお宅は、木のぬくもりが暖かで、どこか北欧の雰囲気。部屋のいたるところに、暖かな照明が灯ります。
イェンセンさんが大切にしているのは、部屋の灯り。冬の日照時間が短い北欧では、キャンドルや間接照明の温かな灯りがそっと暮らしに寄り添います。
蛍光灯のように全てを明るく照らすのではなく、「影」を意識して灯りを選んでいるというイェンセンさん。子どもたちと一緒につくったキャンドルスタンドも大活躍です。
「こうしたらもっと心地いいかも?」
ずっと憧れだった北欧の暮らしも、そんな小さな工夫の積み重ねでできたものでした。
日々の暮らしで、あたりまえになっているものも、この季節の変わり目に見直してみるのもいいかもしれません。
▼ 雑貨からはじめる北欧インテリア
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