【スタッフの愛用品】大切な大切な、普通のガラス花瓶
バイヤー 竹内
最近ユーカリをワサーと花瓶に生けて、玄関入ってすぐの床に置いています。
窓がなく、北側で冷たい空気を感じる狭い玄関に、少しでもフレッシュな雰囲気を漂わせたくて植物を置くようになりました。
観葉植物の鉢を飾っている感覚で、出入り口の癒しの存在です。
ここで使ってるのがリューズガラスのフラワーベース。当店のお客さまに通年人気のアイテムで、私も丸3年愛用している花瓶です。
見た目はとってもシンプル。
・高さ26センチとわりと大きめ
・ほんの少しのくびれ
以上。
そんな何の変哲もないガラスの花瓶だからこそ、こんな魅力を感じています。
ガラス花瓶で四変化
魅力のひとつは四季の訪れがグッと楽しみになったこと。
花屋の店の奥の方によくある、少し背が高くて存在感のある枝ものの植物がよく似合うんですよね。
切り花一本よりも、だいぶ長持ちするような気がしています。5月に買ったドウダンツツジは8月頃まで楽しむことができました。
例えば、一年こんな感じ。
春 「スノーボール」
夏 「ドウダンツツジ」
秋 「秋色紫陽花のドライ」
冬 「ヒバの特製ツリー」
こんな風に季節が変わるたび、花屋さんに並ぶ枝ものを1種選んで飾ることを楽しんでいます。
ここで自分の中で決めているのは、花瓶に飾るのは大体1種だけでOKというルール。
組み合わせを考えると難しく感じるし、1種のみの方が自然に育つ植物のように見える気がするのでそうしています。
普通だからこそなせる技
ふたつめは、普通ってすごい!ということ。
常にどんなときも、どんな花、どんな枝ものでも受けとめ、引き立てる。
生ける植物が変わるたびに新しい空気をつくってくれる。
床置きしても安定感あるのに、テーブルの上においても邪魔にならない。
全部、このガラスの花瓶が「普通」だからこそなせる技なのでは! と思うのです。
常に相手のことを尊重し、変化に柔軟で、頼りになる存在。
そんな人格の持ち主のように思えて、カッコいいなあ〜、なんて。
でも実は……
こちら、洗いたての空っぽの状態(しかも逆さま)
朝の光でキラキラしている様子から、「今日は秋晴れか〜!嬉しい!」とワクワクする気持ちが沸き起こります。
実は、何にも飾ってない姿もとっても魅力的。
いつもどんなときも、私に元気をくれる大切な暮らしの道具です。
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