【夏の夜にしたいこと】第2夜:熱帯夜を乗り越える、クリーンでグリーンな寝室づくり
夏のはじまりに、熱帯夜を心地よく乗り越える方法がわかれば、今年は無敵になれる気がする! そう思い、夏を乗り切る準備をはじめてみました。
第1夜は、すぐ涼みたい時にぴったり、冷凍マンゴーを使ったソルベをご紹介しました。第2夜は、見た目も涼やかに、クリーンな寝室作りに挑戦してみます。
見た目を涼しく心地よく
夕涼みできる寝室づくり
一番長い時間を過ごす寝室、ここを整えないことには夏の夜は乗り越えられない。
そう思い立って、今までベッドしかなかった5畳ちょっとの寝室を、夏仕様にしてみることに。
01. まずはベッドリネンを迎えてみる
気持ちいい眠りのために、まずはベッドをなんとかしなければ。
そう思うと同時に、真っ先に浮かんだのがラプアン・カンクリのUSVA。くったりしたリネンのブランケットをシーツ代わりに使うと、最高に気持ちいいと聞いてしまったから。
毎年欲しいなと思いつつ、見送ってきたけれど、毎日7〜8時間使うのだし、これはもう眠りへの投資と思って、迎えてみることに。


洗い立てに寝そべってみると、さらりと肌離れがよくって気持ちがいい。これならたっぷり汗をかいても快適に眠れそう。
それより何より、憧れのリネンを取り入れた寝室っていうだけでわくわくしてくる。
▲モールベッドを2つ並べて使っているけれど(クイーンサイズに近いそう)、150×200cmの大きさでも横長で使えば、意外とシーツみたいに使える。
02. 大きなグリーンを置いてみる
さてさて、ファブリック以外にも涼しくするのに欠かせないのがグリーン。それも大きめのもの。
以前特集に登場してくださったインテリアスタイリストの大谷優依さんは、あえて長めの枝物を買うと言っていたのを思い出し、我が家も大きなものを取り入れてみることに。
さっそく花屋で大きな枝物を探していると、目があったのがナツハゼ。
枝振りが雄大、そしてブルーベリーのような小さな実がたくさんついていて、これさえあればもう寝室は森のような涼しさを手に入れるはず! そう思って帰ってきたもののちょっと長すぎたみたい。
でも大丈夫。
「枝に対して斜めにハサミを入れ、ねじるように切る」
花屋のおじさんが教えてくれた通りにやってみると、太めの枝も生花バサミで簡単に切れた。
長さを調整した枝や、剪定した葉を小さな花器に入れて集めてみたら、さらに涼やかに。足りないときは、ジャムの空き瓶だって立派な花器になる。
大きな枝をひとつ迎えたら、家中グリーンだらけになって、涼しげになってきた。
03. ブルーの差し色をしてみる
グリーンともう1つ、見た目を涼やかにしてくれそうなのが、寒色系のアイテム。これを揃えればきっとマイナス3度の寝室になるはず。
何か差し色をと思って、家中を見回っていると本棚の前で気がついた。青い表紙がいっぱいある!
今年は寝室に青い本の差し色をしてみよう。青い瓶と一緒に、オブジェのように飾ってみるといい感じ。
他に何かできないかなと目についたのがベッドの上のクッション。
海外ドラマの影響で、ベッドにはクッションがたくさんあった方がおしゃれになりそうと思って購入してからそのままだったもの。
クッションカバーを変えるなら手軽にできそうと思って、さっそくブルーのものに変えてみたらベッドの上も涼しくなってきた。


04. 爽やかな香りを味方につける


そういえばインテリアスタイリストの大谷さんの家には、爽やかな香りアイテムがたくさんあった。
きっと心地よい夜を過ごす鍵は、心地よい香りが握っているはず。
そう思って、最後にシュッとルームミストを吹きかけた。
爽やかな香りが部屋を包み込んで、グリーンがたっぷりあってもう最高。
ベッドに寝転んでみたらもう森で、すでにこの夏を乗り越えられそうな気がしている。


(つづく)
【写真】上原未嗣
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