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【ホットドリンクの時間です】第2話:家だからつくれる!いがらしろみさんの「濃厚ホットチョコレート」

【ホットドリンクの時間です】第2話:家だからつくれる!いがらしろみさんの「濃厚ホットチョコレート」

編集スタッフ 栗村

寒い日がちょっぴり楽しくなるようなホットドリンクのレシピを、いがらしろみさんに教わっている本特集

今回はおやつの時間にぴったり。1杯でお腹いっぱいになる、濃厚なホットチョコレートを教わります。


お店でもなかなか出合えない濃厚さ
ふんわりオレンジ香るホットチョコレート


材料(2杯分)

・牛乳 400cc
・ビターチョコレート(板チョコで良い) 200g
・オレンジ果皮 少々
・シナモンパウダー お好みで少々

 

作り方

チョコレートを湯煎するために、包丁でざくざくカットしボウルに入れる。

湯煎をするときは、ボウルより小さな鍋に水を張ってその蒸気で温めると、ボウルがカタカタ揺れずに安定してチョコが溶かせるのだそう。

チョコを溶かしている間に鍋でミルク400ccを、沸騰しないように中火で温める。

ミルクの中にオレンジの果皮を、白い部分ができるだけ入らないようにひとひら加える。ピーラーを使うとやりやすい。

シナモンパウダーをふた振りほど。そこまで香りはしないのでお好みでもっと加えても。

温まったミルクの半分量を、湯煎したチョコレートに加えて混ぜる。

半分ずつ混ぜるのが滑らかに仕上がるポイントなんだとか。

半分量が混ざったら、今度は残りのミルクが入った鍋に移して、中火でもうひと煮立ちさせる。

泡立て器で、表面を泡立てながら混ぜるとフワッとした口当たりに。

クツクツと沸騰して、これくらい泡ができてきたら濃厚なホットチョコレートの完成。

 

できあがり!バター香るパンといっしょにスペシャルなおやつを

いがらしさん:
「濃厚なホットチョコレートを作るポイントは、牛乳とチョコレートを混ぜてから再沸騰させること。チョコのおしるこかと思うくらい濃いものができあがります。

そのままはもちろん、ブリオッシュやクグロフなどのパンと一緒に食べるのがフランス・アルザス地方の定番。

シンプルなバター香るクッキーと合わせるのもおすすめです」

ひと口食べて思わず飛び上がってしまうほどのおいしさ。

こんなに濃厚なホットチョコレートはお店ではなかなか出合えない、自宅だからこそ楽しめる特別なおやつな気がしました。

さて、次回は喉の痛みにもぴったり、梨と烏龍茶を使ったホットドリンクをご紹介します。

(つづく)

【写真】木村文平


いがらしろみ

小さな頃からお菓子づくりが好きで、短大卒業後、フランス菓子店製造部に就職。その後パリに留学。ル・コルドン・ブルーでフランス菓子を学ぶ。帰国後、ル・コルドン・ブルー東京校事務局に勤務。2002年より菓子研究家・romi-unieとして活動をスタート。2004年に鎌倉にジャムの専門店「Romi-Unie Confiture」を開店。以降焼菓子やチョコレート菓子のお店もオープン。その他、商品開発やアドバイザーなども務める。新著「romi-unieのうちで作るからおいしいおやつ」(オレンジページ)が発売中。

▽いがらしろみさんの著書

 

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