【人生は木のように】後編:ゆっくり、人と出会いながら。「ふたりで半人前って僕たちよく言うんです」(須山実さん・須山佐喜世さん)
【夏の終わりの過ごし方】第2話:ワンピースにサンダル、帽子。夏のおしゃれ着を洗う

今年もやってくる、夏の終わり。
この特集では、少しだけ寂しくてノスタルジックな、夏のある1日の風景を、全3話で切り取ります。
2話目は夏物の洗濯。
リネンのワンピースやサンダル、帽子の洗い方をご紹介します。
PM14:30
陽射しをめいっぱい浴びながら
ワンピースを洗って、夏じまい

たっぷり陽射しのでているうちに、洗濯をしようと思いついた。
ワンピースにエプロン、キッチンタオル。目についた衣類を片端から入れて、洗濯機を回す。

シワがつきやす薄手のリネンは、脱水時間を短めにするのがいいそうだ。
ワンピース3着なら、脱水時間はだいたい1分。まだ手触りがしっとりと重たく感じるくらいで、早めに取り出す。

シワの寄りやすい脇の下や裾は、左右に軽く引っ張ってシワを伸ばしてから、両手でパンパンとたたく。
こうしてから干すだけで、水分の重みが、干している間にシワを自然と伸ばしてくれる。

そうだ、帽子とサンダルも洗おう。

型崩れしやすい帽子は、こんな風に小ぶりのざるにかぶせて

洗濯ブラシで汚れを落とせば、きれいな形のまま洗える。

レザーのサンダルは水洗いができないから、硬く絞った濡れふきんでトントンと叩くように汚れを落とす。
仕上げに撥水スプレーをかけておくと、来年のお手入れもラクになる。
どちらも陽の当たらない場所に置いて、余分な湿気を抜くようにしっかりと乾かす。

今年もたくさん使った夏の小物たち。洗うと、宿題がひとつ片付いたみたいな気持ちになる。


梅雨明けに、びん一杯に仕込んでおいたレモンシロップも、もうすぐ終わり。
こうやってひとつずつ、夏とお別れしていくんだな。



===
夏の洗濯のポイントを教えてくださったのは
洗濯研究家・平島 利恵さん

平島 利恵(ひらしま りえ)
洗濯研究家。布ナプキンと洗剤の開発・販売を手がける「Rinenna」代表。株式会社リクルートなどを経て起業。洗濯のプロとしても活動中。Instagram:@rinennanewyork
【撮影】濱津和貴
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