【トロピカルにいこう】第3話:夏のケーキは、水切りヨーグルトでさっぱりと。絶品・バナナヨーグルトケーキ
編集スタッフ 糸井
暑いですが、夏ですもの。気分とお腹はトロピカルに、元気にいきたいものです。
そこで今回は料理家のこてらみやさんに、トロピカルなフルーツを使ったレシピを教わっています。
最後は、水切りヨーグルトがポイントの、バナナヨーグルトケーキです。
口も、心もさっぱりしたい。
夏の、バナナヨーグルトケーキ
柔らかい口溶けのバナナに、レモンの爽やかさがたまらない、夏に食べたくなる一品。
クリームチーズではなく、水切りヨーグルトを使うことで、食感はクリームチーズのようでありながら、さっぱりと仕上がるのがポイントとのこと。たしかに、まるでチーズが入っているかのようななめらかさがあるのに、軽い食感で、とっても癖になりそうなお味です。
材料(19cm✖️14cmの琺瑯のバット1枚分)
・バナナ…1~1.5本(160~240g)正味150g
・ヨーグルト…1p(400g)
・砂糖(上白糖、グラニュー糖、きび糖などご家庭にあるもので◎)…50g
・卵(溶きほぐす)…1個
・レモン(無農薬のノーワックスのもの)…1/2個
・薄力粉…大さじ2
【下準備】
・琺瑯のバットにオーブンシートを敷く
・オーブンを170度で予熱する
作り方
1.ヨーグルトはザルに敷いた厚手のペーパータオルで包むようにしてから、小皿などを重石代わりにのせて半量(200g)になるまで水切りする(30分〜1時間ほど)
▲もし水切りしすぎた場合は、切った水分をもどして重さを調節すれば◎
2.ボウルにヨーグルトと砂糖を入れ、なめらかになるまでホイッパーで混ぜ合わせる
3.卵とレモン汁、レモンの皮を加えて混ぜる
4.薄力粉を振り入れて、全体がなめらかになるまで混ぜ合わせる
▲このくらいなめらかになればOK
5.バナナを1cmの厚さに切り、レモン汁小さじ1をまぶしておく
▲レモン汁は、酸味づけの役目に加えて、バナナの変色を防いでくれるそう。きれいな色の焼き上がりに繋がるひと手間です
6.琺瑯のバットに4.を流し込み、生地にバナナを埋め込むように並べていく
▲バナナは整列させても、ランダムに並べてもかわいらしい仕上がりに
7.170度のオーブンで40分ほど焼き、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やしてできあがり
こてらさん:
「焼いたバナナから、甘みがぐっと滲み出るので、全体的な甘さは控えめにしています。
この時期の国産の無農薬レモンは緑色です。レモンの皮は、おろし金がなければ、ナイフで皮を薄く剥いて千切りにすれば◎。皮を入れるだけで香りが全く変わってくるので、ぜひ入れてみてください」
全3話でお届けしてきた、トロピカルなフルーツを使ったおやつレシピ。暑さで疲れている身体でも手軽につくれるおやつで、心身をリフレッシュしつつ、さあ、夏を健やかに乗り切っていきましょう。
(おわり)
【写真】佐々木孝憲
もくじ
こてらみや
料理家・フードコーディネーター。素材のおいしさをシンプルな調理法で引き出した料理を得意とする。ライフワークは、旬の食材でびん詰めを作ること。2021年9月中旬に『生姜屋さんとつくった まいにち生姜レシピ』が発売される。その他の著書には、『365日、おいしい手作り!「魔法のびん詰め」: とっておきの保存食レシピが満載!』(王様文庫)、『おかずのもと アレンジ自在で毎日おいしい! 』(QURASHI BOOKS))、『今日はごちそう! こてらみやのしあわせ週末ごはん』(ワニブックス)、『春夏秋冬の魔法のびん詰め: 作ってみたい保存食レシピ50』(王様文庫)がある。Instagram:@osarumonkey
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