【喫茶店レシピ】第3話:カリッと焼いた食パンで作る「ハムとたまごのサンドウィッチ」
編集スタッフ 奥村
ふと食べたくなる喫茶店の味を、おうちでも。少しの工夫でお店風に仕上がるレシピ4品を、料理家の瀬戸口(せとぐち)しおりさんに伺いました。
3品目は、サンドウィッチ。カリッと炙った薄切り食パンで作る、喫茶店ならではのひと皿です。
からしマーガリンがポイント
ハムとたまごの焼きサンドウィッチ
材料(2人分)
食パン(10枚切り)…4枚
マーガリン…大さじ1
からし…小さじ1/3
(ハムサンド)
ハム…2枚
きゅうり…1/2本
(たまごサンド)
たまご…1個
マヨネーズ…大さじ1
酢…小さじ1/2弱
塩…ひとつまみ
【下準備】
・きゅうりは半分の長さに切り、縦に薄切りにする
・たまごは固茹でにして、殻を剥く
作り方
①食パンを焼く。2枚ずつ重ねてトースターに入れ、外側だけに軽い焼き目をつけ、粗熱をとる。
▲重ねて焼くと、外側だけに焼き目がついて、内側はしっとりします
②茹でたまごをフォークの背で粗くつぶし、マヨネーズ、酢、塩を加えて混ぜる。
▲酢を加えることで、重たすぎずさっぱりした口当たりに
③マーガリンとからしを混ぜて、食パン4枚の内側(焼き目がない方)に塗る。
④たまごとハム、塩(分量外)をふったきゅうりをそれぞれパンにのせ、挟む。
ラップできつめに包んでから、包丁で食べやすい大きさに切る。好みで耳を切り落とし、できあがり。
▲ラップで包むと、具材とパンがバラバラにならず切りやすくなります
瀬戸口さん:
「今回はバターではなく、あえてマーガリンを使いました。喫茶店ならではのなつかしい味がすると思います。
食パンは外側だけを焼くのがポイント。焼き目のない内側はしっとりしているので、具材によくなじみ、まとまりのいい食感になります」
具材は定番のハムとたまご。ですがどこかノスタルジックな味がするのは、薄焼き食パンとマーガリンの妙。からしマーガリン、なんだかクセになる味がしました。
少し気分を変えて楽しみたい時、こんなサンドウィッチはいかがでしょうか。
【写真】衛藤キヨコ
もくじ
瀬戸口 しおり
夫と息子の3人暮らし。イラストレーターを目指していたセツ・モードセミナー在学中に、東京・吉祥寺にあった『諸国空想料理店KuuKuu』のスタッフとして働きはじめる。その後、料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。著書に『わたしの作りおきおかず』(アスペクト)、『自分ごはん時々おやつ』(主婦の友社)など多数。Instagram:@kururichan
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