HOME / 特集 / 【助っ人冷凍ソース】04：おかずやスープ、スイーツにも。電子レンジで作る「かぼちゃのソース」

【助っ人冷凍ソース】04：おかずやスープ、スイーツにも。電子レンジで作る「かぼちゃのソース」

編集スタッフ糸井

あれば助かる作り置きおかずや冷凍ストック。だけどそのための調理時間は最小限にしたいもの。

あっという間に作れて、材料もシンプルなソースなら、もっと手軽にストックを増やせるかもしれません。

日々の時短につながるそんな「冷凍ソースレシピ」を、料理家の今井真実（いまいまみ）さんに教えていただきました。

4品目は、火を使わずに作れてしまう「かぼちゃのソース」。このソースが冷凍庫にあれば、朝にかぼちゃのスープをさっと作れたり、小腹が空いたときには白玉団子やアイスにかけたり。もちろんおかず作りでも活躍してくれますよ。

これまでのレシピはこちらから

電子レンジで完成！
材料は3つだけの「かぼちゃのソース」

材料（100g☓3袋分）

かぼちゃ…1/4個（300g程）
牛乳…200ml
はちみつ…大さじ1

【ソースを使った「鶏肉のソテー」のレシピ（2人分）】
鶏胸肉…1枚（約300g）
バター…5g
にんにく…1かけ
塩…2つまみ
（あれば）ブルーチーズ、またはパルメザンチーズ…15g
（あれば）イタリアンパセリ…少々

作り方

①かぼちゃは種を剥き、ラップをして電子レンジで600W・6分加熱しておく。皮をむき、角切りにして、牛乳200mlを加える。

ラップをせずに電子レンジで600W・5分加熱する。

②潰してもう一度、600W・5分、レンジで温める。

③かぼちゃが完全に潰れたら、ハチミツを混ぜて、できあがり。

▲ほんのり甘いかぼちゃのソースは、生クリーム、バターも入れていないので、最小限の材料で作れます。野菜ベースなので身体にもやさしい味に。お子さんが小さい方ははちみつを砂糖に変えれば、離乳食になるとのこと。

このソースがあれば。
5分でできる、おつまみ風・鶏肉のソテー

胸肉は、皮を取って削ぎ切りにして塩をふる。

フライパンにバターを入れ、スライスしたにんにくを狐色になるまでソテーして、お皿にとっておく。

そのフライパンに胸肉を入れ、すべての表面が白くなるまで弱めの中火で火を通したら、全体に塩を振る。

かぼちゃのソース大さじ2をフライパンに入れ、煮立てる。ソースを絡める。

▲軽く火を入れるとかぼちゃのソースの水分が抜けて絡まります。塩味がほんのり効いた、優しい味の鶏肉ソテーに。

器に盛り付け、ちぎったブルーチーズ、イタリアンパセリの葉、取っておいたニンニクスライスを載せる。

▲お好みでブラックペッパーを挽いても。本格的なのに調理時間はほんの僅か。ワインが飲みたくなるおつまみレシピで、箸が止まりませんでした。

今井さん：
「このかぼちゃのソースも、冷凍庫にあると便利なストックアイテム。たとえばパイに包んだり、白玉にかけてシナモンを振れば即席デザートに。解凍したソースを牛乳で伸ばしてレンジで温めれば、かぼちゃスープに。

今回作ったおかずもおすすめ。『ソテーにかぼちゃソースって合うの？』と思われるかもしれませんが、これが結構合うんです。ソースに元々はちみつを入れているので、チーズとの相性も抜群。ブルーチーズが苦手であれば、パルメザンでも美味しいですよ」

全4話でお届けしてきた、今井さんの「冷凍ソース」づくり。ストックを作る余裕がないときでも、疲れることなく作れるように。材料も、調理時間も、洗い物も最小限のレシピでした。

あまりの手軽さに、これなら作り置きの習慣がない私でも続けられる気がしています。未来の忙しい自分を助ける、お守り・助っ人ソース。ぜひどれか一つ、気になったものを作ってみていただき、手軽さを実感してみてくれたら嬉しいです。

【写真】メグミ

料理家。東京都世田谷区で料理教室（現在はオンラインレッスン）を主宰しながら、さまざまな媒体でレシピ作成やタイリングを行っている。毎日のご飯作りの助けになる「新しい家庭料理」のレシピに定評があり、ブログ https://note.com/imaimami/ でも掲載中。Instagram:@mamiimai。

感想を送る

すこやかなひと
運動が苦手でも、軽やかにつづく。心地よく動ける素肌のようなアイテムに出合って[SPONSORED]