【フライパンで蒸し焼きおかず】02:ホクホク甘じょっぱい味わい。「さつまいもとベーコンの重ね蒸し焼き」
編集スタッフ 吉野
忙しない日が続くとき、自分へのごほうびが欲しいとき。いつだっておいしいごはんからはパワーをもらえます。
手間と時間をかけられる日は限られているからこそ、「これがあれば大丈夫」なレシピの存在は本当にありがたいもの。今回はフライパンでできる「蒸し焼き料理」4品を、料理家の上島 亜紀さんに教えていただきました。
第2話でご紹介するのは、蒸し焼きというワードからは想像のつかない、グラタンのような洋風蒸し焼き。甘じょっぱいおいしさと手軽に作れるうれしさで、何度も作りたくなるメニューです。
甘じょっぱい味わいで、ペロリと完食。
まるでグラタンな「洋風蒸し焼き」
材料(2人前)
さつまいも…350〜400g
スライスベーコン…50g ※5mm幅に刻む
パセリ…大さじ1
A
生クリーム(乳脂肪分40%以上)…200ml
にんにくすりおろし…小さじ1
塩、粗びき黒こしょう…各小さじ1/2 ※黒こしょうはお好みで
季節によって、さつまいもはかぼちゃ、じゃがいもでも◎ グラム数を合わせればOKです
作り方
1. さつまいもをスライサーで薄切りにする
上島さん:
「このレシピでは、さつまいもから出るとろみがおいしさの鍵なので、あく抜きはせず使います。
スライサーで薄切りすると煮え方が均一になりやすく、しかも包丁いらずなので楽ちんです」
2. フライパンにさつまいもを敷き詰め、ベーコンを散らす。よく混ぜたAをまんべんなく回しかける
▲敷き詰めるときも煮え方がムラにならないよう、平らにならすのがコツです
上島さん:
「Aの材料は別々に入れるのではなく、ひとつの液にまとめることで、味がなじみやすくなります」
3. 蓋をして弱めの中火で20〜25分蒸し焼きする
4. 竹串がスッと入ったら火からおろし、刻んだパセリを散らしたら完成!
▲薄く切ったさつまいものでんぷん質と、生クリームのとろみによってぎゅっとかたまりに
上島さん:
「手順が少なく、とにかく簡単。おもてなしメニューとして多めに作って、みんなでフライパンを囲んでいただくのもいいですね。
パンにのせて食べるのもおすすめですよ」
さつまいもの甘さとベーコンのしょっぱさは、本当に相性ばつぐん。しっかりした味付けですが、飽きずにペロリと食べられてしまいます。
次回はごぼうとブリを使った、冬ならではの和風蒸し焼きレシピです。
【写真】ニシウラエイコ
もくじ
上島 亜紀
料理研究家。食育アドバイザーやジュニア・アスリートフードマイスターの資格を持つ。神奈川県の自宅にて料理教室「Cooking Studio A’s Table」を主宰。簡単に作れる家庭料理から、おもてなし料理まで幅広く提案。著書に『はじめてのストウブ 毎日のおかず80』(ナツメ社)、『切って並べて焼くだけ!ごちそうオーブン料理』(Gakken)など。
Instagram:@kamisimaaki
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