【特集|石井佳苗さんに聞く、春に新調したいもの】第3話:石井さんちで見つけた春。

スタイリスト・石井佳苗さんに聞く「春に新調したいもの」。後半の2日間は、石井さんの「春を感じる暮らしのヒトコマ」をお届けしていきます。住まいのこと、ファッションのこと、ちょっと聞き出してきましたよ!
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季節ごとに光の入りが変わる、あかるい部屋。
後半の今日からは、石井さんの「春を感じる暮らしのヒトコマ」をお届けしていこうと思います。
はじめはお家について。石井さん宅はリビング・ダイニング・ベランダが東向きの物件。日当りがよい高台にあり、取材当日もさんさんと光が降り注いでいました。
真冬でも昼間は窓を開けていても、あたたかいというから驚き!天気の良い冬の午前中はエアコンは使わなくてもぽかぽか。

石井さん:
「冬は陽射しが低く入ってくるんです。午前中はリビング全体に光が満ちてあたたかいので、エアコンはつけず足元のヒーターだけかな。
夏には庭の木が育ってきて、高いところからの光を遮ってくれます。我が家は海のそばにあるから、海風もすーっと通りぬけて涼しいんですよ。だから夏もクーラー無しなんです。」
陽射しや風の動きで季節を知り、だんだんとそれにあわせて家のものの配置も変えたりするそうです。
布はウールから、コットンへ。

春になると変わってくるのが布事情だそう。ウールからコットンへ、素肌にきもちいい布を多用するようになるんだとか。
これは北欧で購入した、裂き織りマット。裂き織りとは、古布などを裂いて、糸として使って仕上げる織物のこと。いろいろな布を使うので、色とりどりの糸から偶然できた模様がすてきですよね。
石井さん:
「縦にすっごく長かった布を、友人と三等分して分けました。さらっとした使い心地が素足にいいなあと。」

石井さんの愛猫も、お部屋のあちこちを歩いて、裂き織りマットで一時停止。きもちよさを味わっていたのかな。
布使いも季節で変えれば心地よく過ごせる、昔ながらの知恵が続いているんだなあと、お話を伺いながら改めて思いました。


石井さんちで見つけた春、いかがでしたか?光の入り具合など、みなさんのお家にも探せば感じられそうな「春」でしたね!
布づかいも無意識に毛足の長いものから、コットンやリネンなどの触り心地を欲してくるんだなあと改めて気づいたように思います。
最終日の明日は、石井さんの春ファッションに迫ります!

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もくじ
石井佳苗さんの著書はこちらから↓↓
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「簡単! インテリアDIYのアイデア Love customizer」 石井佳苗 エクスナレッジ 2013-04-26 |
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インテリア練習帖 石井 佳苗 宝島社 2014-05-21 |
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