【インテリア特集】エッセイスト柳沢小実さん宅 第4話:玄関&本棚
編集スタッフ 津田
文 スタッフ津田、写真 田所瑞穂
エッセイスト柳沢小実さんのお宅を訪ねました。
連載「あの人のインテリアとうつわ」。vol.2はエッセイスト柳沢小実さんのお宅を訪ねています。
キッチン、リビング&ダイニング、寝室&クローゼットにつづき、4話目では玄関まわりと本棚の様子をお届けします。
(※登場するアイテムは、全て私物です。過去に購入したものを紹介しているので、現在手に入らないものもございます。どうぞご理解、ご了承いただけると幸いです)
玄関にも、ひとさじの遊びごころ。
柳沢さんのお宅の玄関は、お部屋と同じく白を基調にしたしつらいです。
すっきりとした印象がありつつも、動物をモチーフにした小さな雑貨が置かれていたり、遊び心を感じられる空間となっています。
↑シューズボックス上。イラストや雑貨、花を飾る。
↑うさぎの玄関マット:ブランド不明。
そして柳沢さんの遊び心は、玄関の扉にも!
おもちゃの”ガチャガチャ”で手に入れたという、ヤギのマグネットが貼り付けられていました。玄関でお客様を迎えているようでもありますね。
柳沢さんは、ファッションも大好きで書籍『大人のおしゃれを探して』(大和書房)を昨年出されています。
玄関に並んでいた靴も、さりげなくリボンがあしらわれていたり、素材感が今っぽかったりとおしゃれな雰囲気でした。
柳沢さんの本棚を拝見!
↑本棚:自宅サイズに合わせたオーダー品。ポスター:ヴィンテージのもの。
今回のお宅訪問では、本棚もちょっぴり覗かせていただけることになりました。
玄関からリビング&ダイニングへと続く廊下の左側に、工務店にオーダーして作ってもらったという白い本棚が配置されています。
奥行き約18cmというのは柳沢さんのこだわり。一般的な単行本も入るけど、すっきりした印象になる絶妙なサイズだそうです。
柳沢さん宅では、図書館のように「ジャンルごと」に本を収納しているとのこと。
全3段のうち最下段は主に料理関連。レシピ本や料理にまつわるエッセイや漫画も並びます。右側端には、大好きな台湾にまつわる本もずらり。
柳沢さんは台湾好きが高じて、今年9月に『わたしのすきな台北案内』という台湾のガイドブックを発行されたほどで、本もたくさん読まれているのだそう。
真ん中の2段目には、ファッションや暮らしにまつわるエッセイが並びます。
そして一番上の段には、柳沢さんが旅先で買ったり、ギフトとして贈られたという、思い出の雑貨たちが仲良く並んでいました。
あえて全ての段に本を置かず、上段を空けておくことで、インテリア全体がすっきりとした印象になるうえ、家具としての安定感が増して転倒しにくくなるのだそうです。
↑ブラシ:ドイツに住む友人からの贈り物。
↑さるのオブジェ:旅のお土産。
エッセイスト柳沢小実さんの玄関まわりと本棚をお届けしました。
どちらの空間にも、愛嬌のある表情をした動物のオブジェやかわらしい雑貨などが飾られており、柳沢さんらしい遊び心あふれるしつらいでしたね。
次回はいよいよ最終話。食器棚と柳沢さんお気に入りのうつわをお届けします。
(つづく)
わたしのすきな台北案内 柳沢 小実 マイナビ 2015-09-01 |
大人のひとり暮らし~今より少しだけきちんと~ 柳沢 小実 大和書房 2015-03-21 |
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