【あの人のデスク事情】ダイニングのすぐそばに。家族とつながる開放的なワークスペース(cuccuオーナー・佐伯さつきさん)
編集スタッフ 岡本
自宅の一角で、デスクワークをするならば。仕事がはかどるように、かつインテリアとしても素敵にしたいです。
デスクやチェアは? 書類の管理はどうしてる? 気分のON/OFFの仕方も知りたいところ。
この連載では、気になるあの人の「デスク事情」について伺います。今回はご紹介するのは、子ども服と雑貨のWEBショップ・cuccuのオーナー佐伯さんのデスクです。
佐伯さん:
「今住んでいるのは新築マンションですが、住む前に間取りを生かしたリノベーションを依頼しました。
デスクと飾り棚はそのときに作っていただいたものです。
右側にはベランダの窓があり、空を見たり飛んできたちょうちょを見たりと、開放的な空間になっています。
以前アメリカに3年ほど住んでいたとき、庭が見渡せるリビングの窓側に仕事スペースを設置したところ、気分がよく、煮詰まることが減りました。子どもとのコミュニケーションも取りやすかったので、その頃の配置を参考にしたかったんです。
真後ろにはダイニングテーブルがあり、リビング学習をしている子どもの宿題を見るのも、晩酌をしている夫との会話もスムーズ。
デスクは横に長いので、カゴをどかして並んで作業することもできます。子どもがうんしょ、うんしょと自分で椅子を運んでくる様子がかわいいです」
佐伯さん:
「椅子は、大阪の蚤の市で出合ったアーコールのフープバックチェアを4年ほど愛用しています。
デスクの位置を考えると、きっと背もたれに目がいくはずと思ったので、ある程度デザインに主張がありつつも、飾り棚やデスクとバランスの取れるものをと、選びました。
腰痛持ちなので、『卵が割れないゲルクッション』にカバーをつけて座っています」
佐伯さん:
「飾り棚兼本棚として、気に入っているオブジェや写真とともに、本も収納しています。
子どもの成長記録や旅行アルバムの表紙をインテリアとしても飾れるように作っているので、たまに入れ替えて気分転換することも。
すぐ手に届く場所に置くことで、ふと眺めては懐かしんだり、現実逃避したりしています」
佐伯さん:
「デスクの左側には、カゴを2つ置いてこまごましたものを収納しています。
木製のカゴの上段には夫宛ての書類を、下段には子どもの学校や習い事の書類をざっくりと。
マガジンラックとして使っていたワイヤーのカゴには、子どものドリルやお絵かき帳、下に敷く新聞紙などを入れています」
佐伯さん:
「夫は今アメリカ出張中で不在にしていますが、片付けるのが苦手なタイプ。なので長年集めてきたアンティークのカゴをいくつか置いて、毎日飲む薬や財布など入れる場所を決めて、散らからない工夫をしています」
佐伯さん:
「ペン立てに使っているのは、ヘアオイル『track』が入っていたケース。サイズがちょうどよく見た目もおしゃれで気に入っています」
佐伯さん:
「友だちからプレゼントでいただいた『SPA CEYLON(スパセイロン)』の SOOTHING BALMを、こめかみにつけて目を覚ましています。
スーッとするので、息子も勉強で疲れたときに使っているようです。
アロマスプレーも友人からの贈りもの。ひと拭きで気分転換に」
佐伯さん:
「パソコンに向かっていると目が疲れるので、仕事終わりにはホットタオルで目を休めています。
少し厚手のタオルを濡らして、電子レンジで1分。気持ちよくて目に乗せたまま寝てしまうこともしばしば。
疲れがひどい場合は、アロマを焚いて横になることもあります」
***
開放的で家族と繋がっていられる場所にあり、こだわりのアイテムが散りばめられたデスクには、佐伯さんの人柄がにじみ出ているように感じました。
家事や育児の合間に眺めていた雑貨たちはこのデスクから発信されていたのだと思うと、WEBショップでありながらもどこか人の温かさを感じる理由が分かったような気がします。
次回の更新もお楽しみにお待ちください。
佐伯さつき
こども服と雑貨のセレクトショップcuccuオーナー。「こどもだからこそできるおしゃれ」をコンセプトに、作り手の思いが伝わる安心安全で、かつおしゃれなアイテムを数多く取り扱っている。@cuccu_net HPはこちら
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