【はじまりのスープ】04:簡単なのに具沢山。どんぶり一つで満足な「韓国風わかめスープうどん」
編集スタッフ 吉野
1日を機嫌よく始めるためにゆったり過ごしたいけれど、実際にはバタバタ忙しない朝。
そんな朝でもささっと作れて、身も心も温まるスープと共に始めることができたなら、いつもより少しだけ穏やかな気持ちで1日を過ごせるのかもしれません。
この特集では、朝にぴったりなスープのレシピを、料理家の黄川田 としえ(きかわだ としえ)さんに教えていただきました。
第4話でご紹介するのは、ごま油の香りが食欲をそそる、韓国風わかめスープうどん。具沢山ですが、もちろん簡単に作れます。キムチは火を通すことでまろやかな味わいになっているので、朝でもおいしくいただけますよ。
ごま油の香りで食欲アップ。
「香味ベースと韓国風わかめスープうどん」
材料(2人分)
A
ベーコンと野菜の香味ベース…1/3量(約140g)
水…500ml
乾燥わかめ…小さじ2
椎茸…小2個
キムチ…50g
醤油…小さじ2
塩…少々
ごま油…大さじ1
白ごま…少々
冷凍うどん…2玉
作り方
1. 椎茸を切り、冷凍うどんを解凍する
冷凍うどんは電子レンジで600W・3分加熱する。
2. 鍋にAを入れて中火で温め、醤油を加える
黄川田さん:
「中火で椎茸にしっかり火が通ったら、醤油を加えてくださいね。
キムチの種類によって塩味に違いがあるので、醤油を加える前に一度味見してみてください」
3. うどんを入れて弱めの中火で温め、塩で味を整える
▲火加減は常に、弱めの中火で
黄川田さん:
「うどんを入れると水分が加わり味が薄まるので、最後に塩で味を整えます」
4. 器に盛ってごま油、白ごまをかける
▲白ごまは手で潰しながら、ごま油は器に盛った後にかけることで香りよく
黄川田さん:
「今回使った発酵食品は、キムチ。火にかけることで辛味や酸味が和らぎ、スープにもうまみがプラスされます。また椎茸は、香味ベースとは違ったうまみをプラスしてくれる食材です。
アレンジで卵を入れても、まろやかでおいしくなりますよ」
つるりといただくと、キムチは優しい辛味と酸味で朝の身体にも嬉しいお味。香味ベースに入っているセロリの風味もほんのり手伝って、意外にもさっぱりとしています。
ごま油の香りで食欲もアップ。忙しいときのお助けランチとしても頼れそう……と想像が膨らみました。
どれも驚くほどあっという間に作れる、スープ3種。
朝から「おいしい」という小さな喜びを感じられると、いつもよりご機嫌になっている自分に気づきます。そんなときには、自分にも周りの誰かにも、穏やかに向き合えそうな気持ちに。
このレシピが、皆さまのそんな1日のはじまりに寄り添えるものになったら嬉しいです。
【写真】土田 凌
もくじ
黄川田 としえ
料理家・フードスタイリスト。雑誌やweb、広告などのメディアでレシピ開発・フードコーディネートなどを手がけるほか、子どもと一緒に作る料理教室や、子どもの心と体の成長をサポートするワークショップ、企業とコラボしたレッスンを不定期で開催する「tottorante」主宰。HP:https://toshiekikawada.com/
Instagram:@tottokikawada
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