【かんたん韓国おかず】02:味つけは醤油でシンプルに。ボリュームたっぷり「ごぼうと牛肉のチャプチェ」
ライター 瀬谷薫子
韓国の日常のおかずは、塩やしょうゆがシンプルにきいたやさしい味わい。手軽でごはんによく合い、日々の献立にぴったりなんです。
今回はそんな韓国おかず4品を、料理家の程塚裕子(ほどつか ゆうこ)さんに教わりました。
味つけは醤油でシンプルに
ごはんがすすむ「牛肉とごぼうのチャプチェ」
材料(2〜3人分)
春雨(あれば韓国春雨)…100g
牛赤身肉…50g(細切りにする)
ごぼう…150g(せん切りにして水にさらす)
ピーマン、玉ねぎ…各1/2個(細切りにする)
にんにく…1片(すりおろす)
A
砂糖…大さじ1/2
醤油…大さじ1/2
B(混ぜておく)
砂糖…大さじ1と1/2
醤油…大さじ1と1/2
油(太白ごま油、米油、サラダ油など風味の強くないもの)…大さじ1
ごま油…適量(仕上げ)
【下準備】
・春雨は水に30分以上浸し、食べやすい長さに切ってから、袋の表示より1〜2分短く茹でる
・牛肉にAをもみ込んで10分ほどおき、下味をつけておく
程塚さん:
「今回は韓国の春雨(タンミョン)を使います。さつまいも澱粉の春雨で、従来の春雨(緑豆や馬鈴薯でんぷん)よりももっちりとした仕上がりになります。Amazonやカルディなどでも手に入りますが、なければ普通の春雨でもOKです」
作り方
1.フライパンに油を中火で熱し、牛肉を炒める。色が変わったらごぼう、玉ねぎを加える。
2.しんなりしたら春雨とBの調味料、にんにくを加えて炒め合わせ、最後にピーマンを加えてさっとあえたら火を止める。
3.器に盛り、仕上げのごま油をひと回しかける。好みで韓国唐辛子や黒胡椒をかける。
程塚さん:
「韓国の家庭で作るチャプチェは、意外と薄味。醤油味のほかに、エビやイカを加えて塩で味をつけた海鮮風チャプチェもあります。
具材はほかにきのこを加えるのもおすすめ。コクのある野菜を合わせると、旨みを春雨が吸って、よりおいしくなります。
野菜は炒めすぎず、シャキッとした食感が残る程度で火を止めるのがポイント。最後に加えたピーマンは余熱でしんなりすれば十分です。
子どもにも食べやすいやさしい醤油味なので、大人は好みで唐辛子や黒胡椒をかけて召し上がってください」
シンプルな醤油味のチャプチェは、ごぼうと牛肉のコクが春雨によく染みて美味。ごはんが進み、ビールのおつまみにもぴったりです。
【写真】吉森慎之介
もくじ
程塚裕子
株式会社サザビーリーグにて、アフタヌーンティー ティールームの商品・メニュー開発に長年携わった後に独立。企業のレシピ制作やフードコーディネート、カフェのプランニングやメニュー開発などに携わる。料理教室「hodo食堂」を開催し、韓国料理をはじめ多国籍の料理を提案している。instagram: fukuro0216
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