ドジの哲学
作家・大平一枝さんによる連載エッセイ。母歴21年、ライター歴22年の大平さんは「いまだに公私にわたってドジの連続」といいます。本コラムでは、そんな「ドジ」から学んだ哲学を綴ります。くすりと笑って、ほっとして、よし自分も小さな失敗など気にせず明日もがんばろうと思ってもらえたらうれしいです。
エッセイ・コラム
【ドジの哲学|最終話】だめで、ドジで、よれよれだった日々も。
ドジの哲学おわりに あらためていうまでもないが、私の人生はドジの連続だ。つい先日も、荻窪駅で待ち合わせするところを、西荻窪駅で待っていた。中央線とはどうも折り合いが悪く、高円寺、...
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【ドジの哲学】旅のドジは出発前から
ドジのレポート その19旅のドジはかきすて!? 私の旅にドジは切っても切り離せない。とくに海外旅行がひどい。 最近も、苗字と名前をさかさまの登録で航空券を買ってしまい、海外の空港...
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【ドジの哲学】うっかりが続いたときに、見えるもの
ドジのレポート その18こぼしすぎる人よくものをこぼす。小さな頃からそうだった。生まれつき視力の左右差がひどく、この子は焦点が合わないせいだねえと両親は言っていたが、ほんとうのとこ...
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【ドジの哲学】忘れたことさえ、忘れてしまって
ドジのレポート その16干し忘れ もの忘れのひどさを年のせいにして、反省をしない癖がついた。開き直ってはまずいと思いながら、やがて忘れて困った体験さえも忘れていく。いよいよ自分で...
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【ドジの哲学】いつも「なにか」を探している
ドジのレポート その15探し続ける人 私は外出先で、常に何かを探している。たとえばスイカのカード、鍵、ボールペンといった具合に。毎回、駅やレジで、バッグや財布をごそごそしている。...
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【ドジの哲学】引っ越し好きが高じて
ドジのレポート その14引っ越し魔の忘れられないつぶやき ここ三年はその悪癖がおさまっているが、恥ずかしいほどの引越好きである。今の家の前は一年一か月で越した。理由はそれぞれにあ...
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【ドジの哲学】どうして同じハプニングばかりが何度も…
ドジのレポート その13履き間違い、掛け間違い体験 二年前、宝塚歌劇を見る機会があった。初めて行く東京宝塚劇場は赤絨毯が敷かれ、シャンデリアや階段のデザインもゴージャスで胸がとき...
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【ドジの哲学】母と娘。家族だからこそ、イラっとしてしまうときは
ドジのレポート その12怒りは笑い返しで 正月を長野の実家で過ごした。息子は海外、夫は亡父の整理で自分の実家へ。家族ばらばらで、初めて私は娘とふたり、実家で四日間を過ごした。 実...
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【ドジの哲学】共働き、家事分担でなぜかモヤモヤ
ドジのレポート その11夫の家事には“もやっ”が残る!? 海外取材で九日間、家を空けた。夫は掃除洗濯から高校生の娘の弁当作りまで家事の一切を担当した。映画の仕事をしている夫もロケ...
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【ドジの哲学】いい年なのに、お酒のドジがとまらない
ドジのレポート その10お酒の失敗 ドジと言ったら誰にもある、お酒の失敗。とは開き直り過ぎか。私だけかもしれない。綴っていたら2〜30は書けるが、ここは控えよう。 最近あったのは...
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【ドジの哲学】あのときはごめん、と言えぬまま
ドジのレポート その9「暇なの?」 フリーランスという仕事柄、代わりがおらず、不規則で、有休もないので、子どもの学校行事にあまり出られない。娘からは、雨天で延期になった小学校の運...
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【ドジの哲学】自分がいなくては、しっかり家事をしなければ、と思っていたが
ドジのレポート その8家出事件簿 夫の出張中、当時中学3年の息子と小学6年の娘の怠惰な態度に業を煮やし、日曜の昼間に家を出たことがある。ご飯も何も作らず、お金も置かず「しばらく二...
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【ドジの哲学】あがったり、さがったり、お母さんは大変です。
ドジのレポート その7裁縫ジレンマ 何年か前、娘がつぶやいたことがある。「最近気づいたんだけど、よそのお母さんは、制服のホックが外れたら、すぐ縫い直してくれるんだね。うちは半年く...
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【ドジの哲学】ついつい、飲み込んでしまうアレ
ドジのレポート その6のみこみたい病 ミント味以外のチューインガムを外に出すことができない。小さな頃からずっとそうだ。どうしても味が濃いうちに飲み込みたくなる。「今回は絶対味がな...
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【ドジの哲学】これはまずい、遅刻…!?と、焦ったのだが
ドジのレポート その5やってはいけない遅刻 人生でこの日だけは絶対寝坊してはいけないだろうというときに限って、寝過ごてしまう。ドジな人間というのはたいがいそういうもので、この人は...
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【ドジの哲学】ダイエットには、いつもドジがつきまとう
ドジのレポート その4懲りないダイエット ダイエットのためならなんでもやる。このエネルギーと費用をほかのことに充てていたら、私の人生はもう少し違っていたかもしれない。それほどつぎ...
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【ドジの哲学】家族もあきれるほど、涙がでる。
ドジのレポート その3泣ける病 ずいぶん前に「知らない子の卒業アルバムを見ると、必ず泣いてしまうおばさん」を、テレビでレポートしていた。卒業アルバムならどんな子のものでも、反射的...
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【ドジの哲学】息子の運動会で、まさかの失敗。
ドジのレポート その2運動会でまさかの失敗を 息子は都心のとある私立中学に進んだ。ビルケンシュトックで初めての保護者会に望んだら、全員ヒールで仰天した。そんな学校だった。 さてそこ...
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【ドジの哲学】弁当歴九年、いまだ達人になれず。
ドジのレポート その1弁当歴九年、いまだ達人になれずたくさんの人に助けていただきながら『母弁』(筆者、カナヤミユキ共著/主婦と生活社)という弁当本を出したことがある。五種類しか弁当...
エッセイ・コラム
【新連載】「ドジの哲学」がはじまります(文筆家・大平一枝)
はじまりの記 こうもり傘やえもん掛けやチョッキと同じくらい、ドジという言葉を使わなくなった。だが、母歴21年、ライター歴22年の私はいまだに公私にわたってドジの連続で、この単語は...