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月と太陽がくれたカレンダー

月と太陽がくれたカレンダー

ふと鳥のさえずりに耳をすませたり、道ばたに咲く花に目をとめたり⋯。そんな、なにげない情景に出会えたとき、こころがほっと、やわらかく呼吸できたような気持ちになることがあります。季節の移ろいや自然の兆しをこまやかに写すような旧暦のお話が、今日というかけがえない季節を感じられるきっかけになれたなら幸いです。

エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】最終回:今日という季節に名前があること
2025/08/29
旧暦って、どうしていまも使われているのでしょう。身のまわりにある新暦のカレンダーで、月日も曜日もわかるのに。きっとそこには、日々を過ごし、自分の人生を健やかに歩んでいくうえで、昔か...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第十一話:土用は、季節のひと休み
2025/07/30
暑い盛りではありますが、まぶしい太陽の光にありがたさを感じる機会がめぐってくるのも暦の楽しみかもしれません。そんな楽しみのひとつに、梅干しづくりがあることを近年しみじみ感じています...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第十話:七夕の願いを水面に映して
2025/06/30
会いたいけれど、なかなか会えない相手を思う気持ちは、いまも昔も変わりないかもしれません。 遠くにいる人を思いながら、夜空にまたたく星を見上げるとき、どうか元気でいますように、また会...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第九話:芒種(ぼうしゅ)は明日に種をまく季節
2025/05/28
築二百数十年という古民家がいまも残る、鳥取の山あいの集落を訪ねたことがあります。ぐるりと四方を山にかこまれ、澄んだ小川がながれていました。江戸時代に建てられたという家々は、集落のあ...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第八話:八十八夜は「木」の気に満ちて
2025/04/28
晩春も初夏もぽかぽかした陽気で、気持ちのいい季節ですね。春から夏に変わる境目でもありますが、暑すぎず寒すぎず、4月下旬も5月上旬もおだやかで過ごしやすい時期なので、いったいどこまで...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第七話:浜下りは、春の気のおすそ分け
2025/03/28
沖縄に、浜下(はまう)り、という行事があります。旧暦の三月三日(新暦だと今年は3/31)に浜辺で潮干狩りをしたり、ピクニックをしたりして過ごすならわしです。ぼくは十年ほど沖縄で暮ら...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第六話:あたたかな春に、桃始めて笑う
2025/02/28
窓辺にあたたかな日の光がはいってくる午後は、ふと手をとめて、ぽかぽかした陽気に包まれていたいような、そんな気がしてしまいます。 春の海  終日(ひねもす)のたり  のたり哉(かな ...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第五話:立春の朝に若水をいただく
2025/01/31
ほっと落ち着いて過ごしたい夜や、暦の節目の日などに、しぜんと手が伸びる愛用の器があります。少しごつごつとした手触りで、白い釉薬のかかった大ぶりな陶器なのですが、両手で持つと、円筒の...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第四話:鳥の声に一陽を感じる
2024/12/27
ベランダにつづく窓をあけたとき、キィと高く、短い声が聴こえました。初めて耳にしたときは、何の音だろう? と思ったものです。でも、鳥取で何度か冬を過ごすうちに聴き覚えのある声に変わっ...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第三話:冬は殖ゆ。心身を甘やかすくらい大切に
2024/11/27
12月に差しかかる頃になると、グレーがかった空から、ちぎれた綿のようなものが風に運ばれてきます。窓の外へ手を差し出すと⋯⋯。ふわっとした幻のように軽やかな白い点々が、手のひらにのっ...
エッセイ・コラム
【月と太陽がくれたカレンダー】第二話:雨あがりの紅葉に思いをはせて
2024/10/28
昨年の秋、近くの小山のふもとにある庭園が、数年ぶりに一般公開されると聞いて出かけたことがありました。門をくぐると、紅に染まった木々が庭の池のまわりを囲んでいました。太陽が小山の後ろ...
エッセイ・コラム
【新連載:月と太陽がくれたカレンダー】第一話:栗に見立てた、もうひとつの月見
2024/09/24
 いまからおよそ150年前まで日本では、旧暦という暦を使っていました。旧暦だと、たとえば夜空を見上げれば、今日が何日か、おおよそのところがわかりました。夜空に月が昇らない、新月の夜...