編集チームの、くらしごと。
商品ページや特集コンテンツを制作しているクラシコムの編集チーム。その制作風景やコンテンツが進んでいる様子、取材中のヒトコマなどなどを、ここでお便りのようにお届けしています。「しごと」と「くらし」のいろいろ、どうぞフラリとお楽しみください。
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】かつてと、これからの十年
四月四日、結婚してちょうど十年になります。結婚式を挙げたとき、十年たったらまた式場のホテルに泊まりに来ようと決めていました。なんとなく、予測がつかない新しい生活に、わかりやすい目標...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】大切にしている「言葉」はなんですか？
いままで仕事をしてきて、ずっと大切にしてきている「言葉」があります。それはいまから15年近く前でしょうか。当時在籍していた会社の先輩から、教わった言葉です。そのとき21歳ぐらいだっ...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】さて、孤独の先には
小説や批評など多方面で活躍され、今年のはじめに他界された橋本治（はしもとおさむ）さん。この方の「人はなぜ『美しい』がわかるのか」という本の最後に「あとがきのようなおまけ」という章が...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】春だから、という言い訳で。
▲赤リップを新調しました。真っ赤と思いきや透明感があってハッとするきれいな色です春だから。なんとよい言葉。まず響きが耳に心地いいし、幸せな気分になれるし、口にすると5ミリほど心が軽...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】夜のベランダの、大袈裟な深呼吸
なんだろう今日、なんとなく、モヤモヤする。仕事帰りの電車に揺られながら、そんな自分を見つけることがあります。こう、胸に使い古した空気が溜まっているような。日常で積み重ねた疲れや緊張...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】「趣味は山です」と言うようになった同僚に連れられて。
時折撮影で立ちっぱなしという日もあるけれど、編集という仕事柄、ほとんどの日はデスクワーク。一日中パソコンとにらめっこな毎日だ。座っているのに体が疲れるなんて不思議だけれど、夕方には...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】「幸せ」という重りを外さなきゃ。
ある日、人生の先輩にこんなことを教えてもらったことがありました。「執着って、幸せに丸って書くでしょ。この丸は“重り”の丸じゃないかって思うんだよね。あの黒くて丸くて、重いやつ」その...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】平日20時の葛藤を助けてくれるもの
「台所に立ちたくない。でもやらなくちゃ。あと5分、いや10分したら台所へ……」平日20時。子どもを寝かしつけたあとの、心の葛藤の声です。残りのTODOは、皿洗いと大人分の夕食づくり...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】美容院で出した、小さな勇気
▲最近お気に入りのヘアクリーム。フィグの香りにときめく美容院でうまく伝えられない…学生の頃は、美容院が好きだった。何日も前に予約の電話をしたり、こんな髪型にしたいと雑誌を切り抜いた...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】10年ぶりの、おばあちゃんとの時間。
先日、夫の祖母が88歳になりました。米寿の特別な節目なので、おいしいごはんと温泉のある旅館に家族みんなで集まって、ちょっと豪華なお祝いをすることに。お正月ぶりに会ったおばあちゃんは...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】ポテトサラダに感じる色気
ポテトサラダ、というものが、どうにもつかみきれない。そう感じるようになってから、久しく経った。ポテトサラダのことを、人生のどの地点でわからなくなったのか。それは今まで家庭料理だと思...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】見せたくないものは影のなかに。電気を消して、キャンドルをつけてみる
「光はもちろんだけど、影も大切だよ」キャンドルを灯しながら、そう教えてくれたのは、スウェーデン人の友人でした。全体が明るく照らされて見えるのではなく、影になって見えない部分があるか...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】真っ赤なマフラーと、半信半疑のお買いもの。
保育園児の頃から、家族や親しい友人に繰り返し言われてきた言葉があります。「こだわりが強い」その日の髪型からどの靴下を履くかに至るまで、自分で決めないと気が済まない子どもだったのです...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】きれいになりたいと思った
普段からあまり鏡を見る習慣がありません。わたしは身支度もパパッと５分程度で済ませてしまう、あまり化粧っ気がない毎日を送っています。けれど美容室に行ったときのこと。あらためてじっくり...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】「明日の自分」を気楽にさせたい。一人暮らしの自炊事情。
今日は、何を食べたいだろうか。自分ひとりのことなのに時々、答えが見つからない。だって前日からの作り置きがあるとして、今日もそれを食べたいとは限らないし、帰り道で急に外食したくなる日...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】料理家さんが口にする「仕込み」が、憧れでした。
料理人が口にする「仕込む」という言葉が、なんとなく憧れでした。ラーメン屋さんが何時間も仕込むスープ、洋食屋さんのデミグラスソース、名古屋のどて煮の赤味噌…….。どれも待つのが楽しみ...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】はじめまして。編集チームに入った栗村です！
みなさま、はじめまして。新しく編集チームに加わりました栗村です。こうしてごあいさつできることを、どきどきしながらも、楽しみに待っていました。現在は商品ページの編集を担当しながら、先...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】クスッとする気持ち
1月もあっという間に終わりそうで、のんびり過ごしたお正月休みが懐かしく思い出されます。パタパタとした毎日のなかで、ふっと張りつめた気持ちがゆるむ瞬間。それは、このオブジェと目があっ...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】面倒くさいを、愛してみたら
夕食の献立は、だいたい帰り道で考えます。昨年のとある水曜日。このところ忙しかったし、夕食を作るのは面倒くさい。けれど、外食という気分でもない。そんな夜がありました。電車に揺られなが...
エッセイ・コラム
【スタッフコラム】ただ生活をしている。それだけ。
ただ生活をしている、その様子に心がほぐれていくような感覚は初めてでした。そもそもメキシコに向かった理由は、「色にまみれてみたい」と思ったから。どちらかといえば強烈な体験を予感してい...